Webサイトでの集客において、「アクセスをもっと増やしたい」という悩みは尽きないものです。 そのアクセスアップの鍵を握るのが、検索エンジンからの自然な流入、すなわち「オーガニック検索」です。
アクセス解析ツールなどを見ていると、「Organic Search」という項目を目にすることもあるでしょう。
この記事では、オーガニック検索(Organic Search)の言葉の定義から、ダイレクト検索やリスティング広告との違い、そして流入数を着実に伸ばすための「5つの方法」を分かりやすく解説します。※オーガニック検索が減少してしまう原因についての詳細は「オーガニック検索流入数減少の原因と対策|流入回復の方法」をご覧ください。
オーガニック検索(Organic Search)とは?
オーガニック検索とは、GoogleやYahoo! JAPANなどの検索エンジンでキーワード検索を行った際に、広告枠を除いて表示される通常の検索結果のことです。日本語では「自然検索」とも呼ばれます。

Webマーケティングの現場や、Googleアナリティクス4(GA4)などの解析ツールでは、英語名の「Organic Search」というチャネル名で表記されるのが一般的です。
なぜオーガニック検索(Organic Search)が重要なのか?
オーガニック検索(Organic Search)で上位に表示されることは、Webサイトにとって非常に大きな資産となります。 ユーザーが自らキーワードを入力して情報を探しているため、購買意図や関心が高いユーザーの訪問(流入)が見込めるからです。
また、広告とは異なり、クリックされるたびに費用が発生することがないため、コストパフォーマンスの高い集客手段と言えます。
ダイレクト検索や広告との違い
オーガニック検索(Organic Search)の理解を深めるために、混同しやすい「ダイレクト検索」や「リスティング広告」との違いを整理しましょう。
ダイレクト検索(Direct)との違い
ダイレクト検索とは、検索エンジンを経由せず、直接Webサイトにアクセスすることです。
例えば、以下のようなケースが該当します。
- ブラウザのアドレスバーにURLを直接入力
- 「お気に入り(ブックマーク)」からのアクセス
- QRコードの読み取り
- メールマガジンや社内資料内のリンク

オーガニック検索(Organic Search)が「新規ユーザーの獲得」に強いのに対し、ダイレクト検索は「リピーター」や「既にその会社を知っている人」による指名アクセスが多いのが特徴です。
リスティング広告(Paid Search)との違い
検索結果画面の上部や下部には、「スポンサー」や「広告」と表記された枠が表示されます。これがリスティング広告です。 オーガニック検索との最大の違いは「費用の有無」と「即効性」です。

| 項目 | オーガニック検索 (Organic Search) | リスティング広告 (Paid Search) |
| 費用 | 無料(クリックごとの費用は発生しない) | クリック課金(費用がかかる) |
| 掲載順位 | 評価(アルゴリズム)によって決まる | 入札額や品質スコアによって決まる |
| 即効性 | 時間がかかる(効果が出るまで数ヶ月〜) | 早い(設定後すぐに表示可能) |
| 資産性 | 高い(コンテンツが資産として残る) | 低い(広告費を止めると流入も止まる) |
※リスティング広告についての詳細は「SEMとは?SEOとの違いと施策を解説!」をご覧ください。
流入を左右する「クエリ」と「アルゴリズム」
オーガニック検索(Organic Search)からの流入を増やすためには、検索エンジンの仕組みである「クエリ」と「アルゴリズム」を理解する必要があります。
オーガニック検索クエリ(検索語句)
「検索クエリ」とは、ユーザーが検索窓に入力するキーワードのことです。
例えば「SEO対策 費用」というクエリなら、その背後には「SEOの相場を知りたい」という意図があります。
Googleなどの検索エンジンは、このユーザーの検索意図(インテント)を非常に重視しています。そのため、ユーザーが何を知りたくてその言葉を入力したのかを理解し、それに答えるコンテンツを作ることが重要です。
検索アルゴリズム
検索順位は、検索エンジン独自の「アルゴリズム(計算式)」によって決定されます。 Googleのアルゴリズムは数百の要素から成り立っており、常にアップデートされていますが、基本原則は「ユーザーにとって有益な情報を提供すること」にあります。
Googleはアルゴリズムの具体的な内容を公表していませんが、検索エンジンの仕組みや公式ブログなどで、検索品質向上のための取り組みについて発信しています。
オーガニック検索で流入数を増やす5つの方法
では、実際にオーガニック検索(Organic Search)経由のアクセスを増やすためにはどうすれば良いのでしょうか。ここでは効果的な5つのSEO施策を紹介します。

キーワード戦略と選定
サイトのテーマと関連性が高く、かつユーザーが求めているキーワードを選定します。 検索ボリュームが多い「ビッグキーワード」だけでなく、具体的で成約率が高い「ロングテールキーワード(例:スマホ 使い方 高齢者)」を狙うのも効果的です。
競合性や検索ボリュームを、GoogleキーワードプランナーやUbersuggestなどの調査ツールで確認し、勝ち目のあるキーワードを見つけましょう。
※キーワード戦略の詳細については「コンテンツマーケティングとは?基礎知識&事例をおさえて始めてみよう!」をご覧ください!
コンテンツSEO(見出しの工夫と質)
選定したキーワードに対して、ユーザーの疑問を解決する良質な記事を作成します。 特に「見出し(タイトルやHタグ)」は重要です。
見出しにキーワードを含めることで、検索エンジンに内容を正しく伝えられるようになり、オーガニック検索(Organic Search)での順位向上に寄与します。
テクニカルSEO
コンテンツの中身だけでなく、Webサイトの技術的な環境を整えることも大切です。
- ページの表示速度を改善する
- スマートフォンで見やすくする(モバイルフレンドリー)
- サイトの構造を分かりやすくする
これらを行うことで、検索エンジンのロボットがサイト内を巡回(クロール)しやすくなり、正当な評価を受けやすくなります。
※コンテンツSEO・テクニカルSEOに関して詳しく知りたい方は「コンテンツSEOとテクニカルSEOを連携させることで得られる【相乗効果の事例】とは?」「コンテンツSEOとテクニカルSEOの具体的な活用事例を紹介!」をご覧ください。
被リンクの獲得
被リンクとは、外部のWebサイトから自分のWebサイトへリンクが貼られている状態のことです。
信頼できるサイトからのリンクは「他者からの推薦」とみなされ、検索順位を押し上げる要因になります。役立つコンテンツを発信し、自然にリンクされる状態を目指しましょう。
アクセス解析と改善
施策はやりっぱなしではいけません。Googleアナリティクスなどのツールを使い、どのページがオーガニック検索(Organic Search)から流入を得ているかを確認しましょう。
流入が多いページの傾向を分析したり、逆に少ないページをリライト(修正)したりと、PDCAサイクルを回し続けることが成長への近道です。

※アクセス解析と改善の詳細については「アクセス解析でSEO対策!成果を出すための基礎知識と解析ツールの種類を紹介」をご覧ください!
オーガニック検索が減少してしまう主な理由
順位は常に一定ではありません。もしオーガニック検索(Organic Search)からの流入が急激に減った場合、以下のような原因が考えられます。
- アルゴリズムのアップデート Googleの評価基準が変わり、順位が変動した。
- 競合サイトの台頭 競合がより高品質なコンテンツを公開し、順位が逆転した。
- 検索結果画面の変化 広告枠が増えたり、SNS動画などが差し込まれたりして、オーガニック枠が目立たなくなった。
減少した場合は焦らず、どのページ・どのキーワードが影響を受けたのかを分析し、適切な対策を行いましょう。
よくある質問
Q.Googleのオーガニック検索とは何ですか?
検索エンジンの結果画面において、広告枠を除いた「通常の検索結果」のことです。 Google独自のアルゴリズムによって、ユーザーの検索意図に最も適していると判断されたページ順に表示されます。
Webマーケティングや解析ツールでは、英語表記の「Organic Search」や「自然検索」という言葉で呼ばれることが一般的です。
Q.オーガニック検索とダイレクト検索の違いは何ですか?
Webサイトへの「訪問経路」が異なります。 オーガニック検索は「検索キーワードを入力して検索結果から訪れる」のに対し、ダイレクト検索(Direct)は「お気に入り(ブックマーク)」「URLの直接入力」「QRコード」など、検索エンジンを経由せずに直接訪れることを指します。
一般的に、オーガニック検索は新規ユーザー、ダイレクト検索はリピーターの割合が高い傾向にあります。
Q.オーガニック検索流入とは何ですか?
オーガニック検索(自然検索)を経由して、Webサイトにアクセスが入ってくることです。 「流入数」=「訪問数(セッション数)」と捉えて問題ありません。
Webサイトを成長させるには、ユーザーが検索しそうなワード(オーガニック検索ワード)に対する記事を作成し、この「オーガニック検索流入」を増やしていく施策(SEO)が不可欠です。
まとめ
本記事では、Web集客の要であるオーガニック検索(Organic Search)について、基礎知識から具体的な対策までを解説しました。
- オーガニック検索(Organic Search)とは、広告を除く自然な検索結果からの流入のこと。
- ダイレクト検索や広告とは役割が異なるため、使い分けが重要。
- 流入を増やすには、ユーザーの意図を汲んだキーワード選定やコンテンツ作り(SEO)が不可欠。
オーガニック検索で上位表示を獲得できれば、それは企業の大きな資産となります。
東京都武蔵野市にあるWeb制作・Webマーケティング会社「シンギ」では、オーガニック検索で上位にするSEO対策やアクセス解析を含んだ「定額Web運用サービス」を行っており、貴社のパートナーとなって施策を提案し、運用いたします。「Webサイトを上手く活用したいけどリソースがない」「具体的にどこをどうしたら良いのかわからない」など、Webにまつわるお悩みがある方は、まずはお気軽に「シンギ」へご相談ください。