
フリーランスの人なら、誰もが「あなたと一緒に仕事がしたい!」と思われたいですよね。相手に「一緒に仕事がしたい」と思ってもらえると、継続依頼をされるだけではなく、より良い関係構築ができるので、学ぶチャンスも多くなる等いいことだらけなんです。
この記事はこんな人におすすめです
- 取引先と上手く関係性を築けているか心配な人
- 「継続して依頼をもらえることが少ない気がする」と感じている人
- 普段から色々気をつけているけど改めて確認したい!という人
「こんなフリーランスは嫌だ」と思われないポイント
はじめに結論からお伝えすると「嫌だと思われることをしない」という事です。取引先から「嫌だ」と思われてしまう主なポイントは、以下の4つが想定されます。
嫌だと思われてしまうポイント4つ
1. 突然連絡がつかなくなる(飛ぶ)
2. 最低限の約束事を守れない
3. 営業メールやポートフォリオがテンプレ通り
4. 「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」ができない
これらはフリーランスに限らず、人として・ビジネスパーソンとしてNGなことばかりですね。
「嫌だ」と思われてしまう具体的な内容については、下記の過去記事を参考にご覧ください。
過去記事:「Web制作会社に聞いた!こんなフリーランスは嫌だ4選」
好かれる≒嫌だと思われない
1.飛ぶ心配がない
2.約束をきちんと守る(納期やレギュレーション)
3.メールやポートフォリオから人柄や熱意が感じられ、ポイントが分かりやすい
4.「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」がしっかりできる
このように、社会人としてごく当たり前のことを当たり前に行えばOK。
ちょっと具体的にみていきましょう。
こんなフリーランスと仕事がしたい! その1
飛ぶ心配がない
これは記載するのを迷うほど当たり前すぎるのですが、案件進行中は普通に連絡がつく人がいいですね。
連絡が取れないときは予めアナウンスしておく
もしどうしても連絡を取りづらい事情があれば、予め関係者へアナウンスしてくれると安心です。「ホウレンソウ」でいうと「連絡」。
【事前アナウンスの例】
「●月●日●時〜●時は、会議のため電話やチャットの返信がしづらい状況です」
「●時以降順にご連絡します」など。
このほか、メールやチャットツール等の設定で、離席中や対応不可の表示・自動返信ができることもあるので、予定が分かっているときは設定しておくのも良いでしょう。
参考:不在時の自動返信(Google ヘルプ)
とても小さなことに見えますが、一緒に仕事を進めている人と急に1日以上連絡が取れなくなると、とても不安になります。その心配がないフリーランスは、安心してやり取りできる存在です。
こんなフリーランスと仕事がしたい! その2
約束をきちんと守る(納期やレギュレーション)
会社やチームで仕事をしていると、適切に効率よく進められるように約束事(ルール)が決められていることが多いですよね。
その約束事をきちんと守ってくれると、それだけで安心感があります。
さらに、その約束事の意義まで理解されているのが分かるフリーランスは、よりプロフェッショナル感が高まります。
約束事の具体例
・納期を守る
全ての仕事には期限があります。
皆さんおなじみの「納期」です。期限までに提出するのが大前提ですが、もし遅れそうな場合は事前に相談しましょう。
納期を守るためには、自分でスケジュールを立ててタスクをこなしていく力が必要です。
しかし、まだ駆け出しの頃は「余裕でできると思ったけど、全然終わらない・・・」があるあるですよね。
自分ができると思った時間+1.5~2倍の時間を見積もっておくと大事故は防げます。
あとは知識とスキルをつけて数をこなし、時間の見積もりの精度を上げていきましょう!
自分の適切な時間配分が分かってくると、提示された納期でできるかどうかの判断や相談もしやすくなってきますよ。
納期の悩みに関しても自分で抱え込まずにすぐ担当者に相談してくれるフリーランスは安心できますし、発注する側も状況を把握できるので、お互いにお仕事を進めやすくなります!
・レギュレーションを守る
まず「レギュレーション」という言葉については、業界によって定義やニュアンスが変わりますが、簡単に言うと「(場合によっては)法令並みに絶対に守らなければいけない規則・禁止事項」のことです。けっこう厳格です。
IT・広告業界でいうと、規則や制限・禁止ワードなど、媒体やブランド、クリエイティブに関してレギュレーションが細かく定められています。
【レギュレーションの例】
・設定や仕様
・禁止ワード
・文字数
・画像サイズ
・コーポレートカラー など
上記はほんの一例ですが、ブランドやプロダクトの品質を一定に保つために大切なものです。
細かく決められている事も多いので、新規の不慣れな人に毎回依頼するのも大変。
しっかりレギュレーションを守って仕事をしてくれる人だと、それだけで継続して任せたくなります。
こんなフリーランスと仕事がしたい! その3
メールやポートフォリオから人柄や熱意が感じられ、ポイントが分かりやすい
これは少しテクニックや経験が必要になってくるかもしれません。
ただ「テンプレートのまま、他の会社にも送ってるんだろうな〜」と思うメールは、タイトルや序文を見ただけで分かってしまいます。
【こんなことが書いてあったら読みたくなる例】
・本人の人柄や強みなどが一目で分かる
・見る人に刺さりそうな言葉を選んでいる
・見る側の視点で、読みやすいような配慮がされている
・数字などで客観的・具体的に分かる など
Webサイトのクリエイティブも、同じようなことに配慮して制作しますよね。
自分という商品をしっかり表現できている人、また表現しようと工夫している人は、見ると分かるので会ってみたくなりますよ!
こんなフリーランスと仕事がしたい! その4
「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」がしっかりできる
タイトルが結論ですね。
ここまで記載してきた連絡のやり取りについても、「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」(以下:ホウレンソウ)に集約されます。
ホウレンソウがしっかりできるフリーランスは、一緒にお仕事をするとスムーズに進みます。
そして、発注側にコミュニケーションコストがかからないように配慮してくれていることが分かり、仕事がやりやすいため、また依頼したくなるのです。
新人時代に会社の先輩たちから教わる、ホウレンソウをはじめとしたビジネスマナー。
外部パートナーであるフリーランスは「自社の新入社員に教えるような基本的なことぐらい、普通にできていてほしい」と思うものです。
そもそも発注側は忙しくて手間をかけられないから外注しているのであって、外注して手間が増えてしまったら本末転倒です。
逆に言うと、これができないフリーランスの人も一定数いるということなので、コツコツと普通にやっていれば、あなたは自ずと「一緒に仕事がしたい」と思われる信頼を勝ち取っていけるでしょう。
こんなフリーランスと仕事がしたい!上級者編

「好かれる≒嫌われない」だけだとちょっと物足りないかもしれないので、他にもこんなフリーランスと仕事がしたいと思われる要素を考えてみました。
・TS(テクニカルスキル)で期待を超えてくる
・HS(ヒューマンスキル)が高い
TS(テクニカルスキル)で期待を超えてくる
TS(テクニカルスキル)は業務遂行に必要なスキルのことです。
クライアントからのオーダーをきちんとこなした上で、TS(テクニカルスキル)や自分が持っている知識をすべて使い、クライアントに喜んでもらえることです。
思っていた期待値を超えた高クオリティの制作物がスムーズに納品され、クライアントやエンドユーザーがよりハッピーになれる(=利益となる)と、こんなに嬉しいことはないですよね。
これだけ喜んでくれる人が多いと、もちろん次も依頼したくなります。
「次回はあんなこともお願いしてみようかな!」と依頼レベルも報酬もアップする好循環になります。
弊社「シンギ」が目指しているのも「お客様の期待値を超えること」なので、同じ熱量でプロダクトを作ってくれる人はとても心強いため、まさにこんな人と仕事がしたい!です。
HS(ヒューマンスキル)が高い
複数人が関わる仕事では、技術的な部分だけ良ければOKではありません。
・「技術はとてもいいけど、威圧的で話しかけづらい人」
・「技術は普通、だけどとても話しやすく気遣いもできる人」
少し極端な例ですが、上記の両者だと長期的に仕事をしたいと思われることが多いのは「後者」ではないでしょうか。
「技術的なスキルは高いけどコミュニケーションに難ありなんだよな〜」と思われてしまうと、短期的なプロジェクトなどは回ってくるかもしれませんが、長期的な継続依頼は厳しい気がします。
もちろん相性の問題もありますが、もし複数のクライアントとの関係性が短期で終わることが多いなら、少し立ち止まって自分の対応を省みてみるのもいいかもしれません。
具体的なHS(ヒューマンスキル)7つ
「ヒューマンスキル」は、よく組織のマネージャー職以上が意識するポイントとして解説されていますが、実際はどんな仕事をする人でも役立つスキルです。
フリーランスは自分自身がマネージャーどころか「社長」ですから、身につけておくに越したことはありません。
ヒューマンスキルは、具体的に挙げると下記の7つのスキルのことです。
1.リーダーシップ
2.コミュニケーション能力
3.ネゴシエーション能力
4.プレゼンテーション能力
5.コーチング能力
6.ヒアリング能力
7.向上心
この中から自分に向いていそうなポイントを伸ばしていくのもOK。今はできなくても、意識して行動することは相手にも伝わりますよ!
まとめ
「嫌われない」ように気をつけることで、自然と安心感のある「好かれる」フリーランスになります。今回の記事が、あなたのビジネスパーソンとしての魅力アップにつながると嬉しいです。発注者&フリーランスが、お互いに協力していいお仕事をしましょう!
東京・武蔵野市を拠点とするWeb制作・Webマーケティング会社シンギでは、「そのアイディア社会実装してみよう」という理念を掲げ、少しでも多くチャレンジしたい方の力になりたいという想いから「定額Webサービス」が誕生しました。
フリーランスもポートフォリオが掲載された自身のWebサイトがあることが当たり前の時代になりました。とはいえ、プロが制作したものと自身が制作したものとでは、デザインだけでなくUX、UIも大きく変わります。
「定額Webサービス」は15,000円から、Web制作に精通したディレクターと専任のWebデザイナーがヒアリングを元に定額でWeb制作を実施します。
「できるだけ早く制作してほしい」「コストを抑えつつもデザインにこだわりたい」「SEO対策もしてほしい」などのWeb制作によくあるお悩みにお応えします。
シンギでは、質の高いWeb制作サービスを提供することで、お客様のビジネスが最大の効果を発揮できるように努めます。ご相談・ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。