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【UA→GA4】Googleアナリティクス4への移行とは?何をするべき?

Googleが公式で提供しているアクセス解析ツール「UA(ユニバーサルアナリティクス)」のサービス終了に伴い、新たなアクセス解析ツール「GA4(グーグルアナリティクス4)への移行をする必要があります。 今回はUAからGA4への移行について、何をする必要があるのか解説していきます。

目次

  • UAサポート終了スケジュール
    • そもそも、GA4とは?
    • 現行のUAとGA4のちがいは?
    • 企業はどのように対応するべき?
  • UAが計測停止になるとどうなる?
  • 自社で移行するメリット・デメリット
  • 外注するメリット・デメリット
  • Webサイト制作を失敗しないために考えておきたいこと
  • まとめ

UAサポート終了スケジュール

UAのサービス終了スケジュールについては、下記の通りとなります。 まだGA4へ移行をしていない方は、これを機に移行するようにしましょう。 尚、UAは無償版と有償版でスケジュールが異なるので確認しておきましょう。

【UA無償版】
・2023年7月1日:データ測定停止(アクセス解析の計測停止)
・2024年1月1日:レポート画面へのアクセス停止(データ閲覧終了)
【UA有償版(360ユニバーサルアナリティクス)】
・2023年10月1日:データ測定停止(アクセス解析の計測停止)
・2024年4月1日:レポート画面へのアクセス停止(データ閲覧終了)/dd>

参考URL:https://support.google.com/analytics/answer/11583528

今取り掛かることができれば、UAとGA4を並行して使用することができるため余裕を持って移行することができます。UAとGA4ではデータの見え方が大幅に変更されているため、早めに移行をして、両方のデータを見比べ、どのように変更されているのかを確認することをオススメします。 もし、時間など余裕がない場合は外注して移行することも検討してみましょう。

UAが計測停止になるとどうなる?

UAの計測が停止してしまうと、もちろんですがUAによる解析したアクセスデータの取得ができなくなります。
UAで計測できる項目は下記の通りとなります。

  • リアルタイムの利用状況
  • ユーザーの基本属性
  • ユーザーがどこから来たか
  • Webサイト内でのユーザーの動き
  • など

Webサイトの改善にUAを活用してされている方も多いのではないでしょうか。 これらのデータ集計ができなくなればWebサイトの状況、課題、目標の設定が困難になりますよね。

そもそも、GA4とは?

GA4とは、Googleが公式で提供しているアクセス解析ツールで「Google アナリティクス 4 プロパティ」の頭文字をとったものであり、Googleアナリティクスのプロパティ(属性)の一つになります。 従来は2019年に実装された「アプリ ウェブ プロパティ(ベータ版)」というものであり、2020年に改良されたものが「GA4」になります。 現在Googleアナリティクスには、UAとGA4と2種類のプロパティが展開されており、GA4はUAとは別の視点でアクセス解析が可能になったシステムとなります。

現行のUAとGA4のちがいは?

GA4へスムーズに移行するために、UAのサポート終了スケジュールから逆算して計画を立てるようにしましょう。前述の通り、UAとGA4ではデータの見え方が大幅に変更されているため、早めに移行をして、両方のデータを見比べ、どのように変更されているのかを確認する期間も考慮しましょう。 後回しにしてしまえば、せっかく今まで計測した貴重なデータを失ってしまうかもしれません。

そんなことにならないように、全体的にスケジュールを立てて早めに移行できるようにしましょう。 また、GA4へ移行することで、計測項目や基準なども変わってしまうため、早めに社内へ周知しておくようにしましょう。 仕様が変わってすぐは慣れるまで時間がかかるかもしれませんので、事前に整理して社内で共有するようにしましょう。

自社で移行するメリット・デメリット

自社でUAからGA4に移行する場合は専門的な知識も必要になるため、デメリットの方が多いと考えられます。 以下のメリットとデメリットを確認して判断基準の一つにしましょう。

【メリット】
・Googleアナリティクスの仕組みを理解することができる
・Web担当者の教育になる
【デメリット】
・社内にサイト分析、マーケティングに強い人材が必要
・情報が少ないため実装に時間がかかる
・担当者個人の知識になり、担当者に依存してしまう可能性がある
・知識を身に着けるまで時間がかかる

外注するメリット・デメリット

外注でUAからGA4に移行すれば多くのメリットを得ることができると考えられます。 以下のメリットとデメリットを確認して判断基準の一つにしましょう。

【メリット】
・GA4導入の環境整備や社内周知等に専念することができる
・専門的な意見を聞くことができる
・導入や運用に慣れているため時間がかからない
・最新情報を得ているため安心
【デメリット】
・外注費用が掛かる

まとめ

まだ、UAからGA4への移行に手をつけていない方は、今日からでも移行の計画を立てるようにしましょう。 余裕を持った計画を立てて、UAサポート終了間際でバタバタしなくていいようにしましょう。 もし自社で行うのが困難であれば、メリットの多い外注もおすすめです。 シンギではUAからGA4への移行・運用実績が多数ありますので、是非お気軽にご相談ください。

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