BLOG ブログ

お悩み解決記事を公開しています

新鮮なウェブ情報・技術に関するコンテンツだけでなく、考察を綴っています。
お悩み解消や学びにつながるような、みなさまとの距離が縮まる場所にしてまいります。

企業のブランディングに◎
ショートムービー(ショート動画)の
メリットと作り方のポイント

htdocs/common/img/blog/20230405_branding/20230405_branding-top.jpg

目次

  • ショートムービーとは
  • 企業のショートムービーは必要?
  • ショートムービーを作るときのポイント
  • ショートムービーを作るときのコツ
  • まとめ

ショートムービーとは

ショートムービーの目的

ショートムービーは主に企業ブランディングのために制作されます。ブランディング目的のショートムービーは企業の理念や商品、サービスなどに込められた想いなどを動画を通じて伝えることで共感を呼び起こし、自社や自社ブランドのファンになってもらえる可能性を広げるものです。

ショートムービーの特徴

ショートムービーは再生時間も短いので、手軽に再生できます。SNSとの相性も良く、気軽に制作できそうな所が特徴的です。SNSでの再生を考えますと、そのままスマートフォンでの作成も可能なところが特徴でしょう。

ショートフィルムとの違いとショートムービーの意味

ショートムービーは元々ショートフィルムと同じ意味ですが、ショートフィルムは20分以上の長さになってしまう事が多いのが特徴です。短い時間で伝えたいメッセージを伝えて視聴者に強い印象を与えるという意味では両者ともに同じものですが、ビジネスやマーケティングに使うためのショートムービーとは目的が異なる場合が多いと言えます。ショートフィルムは短い映画といった感じです。

企業のショートムービーは必要?

メリット

企業のショートムービー、ブランディング目的のムービーの効果は、商品やサービスなどに込められた企業の理念、考えなどを伝える手段です。視聴者の共感、感動を呼び、企業の商品やブランドのファンになってもらえる効果が期待できます。
動画広告とは違い、PR色を控えてSNSで気軽に再生されるショートムービーは、パソコンではなくスマートフォンでインターネット検索をする今の流向にもマッチし、おもしろい、素晴らしい動画だと思われたら、視聴者の手で拡散してもらえる効果も期待できます。
Facebook、Instagram、TikTokなどを利用することでアクセス再生数を期待できる効果もあります。
YouTubeなどのネット動画が敬遠されがちなのは、検索がされなければ動画を再生してくれるユーザーがいないという事に起因します。SNSと相性の良いショート動画はそのような懸念もそれほど影響なく試聴してもらえる効果が期待できます。

デメリット

魅力的なメリットも多くビジネスのマーケティングシーンで注目を集めるショートムービーですが、デメリットもあります。
ショートムービーはSNSでの利用も多くなるので、どちらかというと視聴者の年齢層が低いことが考えられます。時間的に短いので、余程印象深い演出にしないと印象に残りにくいというデメリットもあります。
さらに動画作成にかかる費用や時間が問題になってきます。SNSやYouTubeでショートムービーを利用して別のコンテンツに引き入れようとした場合に、たとえばECサイトなどに引き入れるためには演出をうまく考えなければならず、手間や時間、コストがかかるという場合もあります。
ですが、短時間で効果的に印象づけられるショートムービーはメリットの方が大きいので、デメリットも考えつつ導入することが理想的だと思われます。

ショートムービーを作るときのポイント

・目的を決める
・ターゲット/ペルソナを決める
・SNSごとに作成する
・伝えたいメッセージを一つに絞る

目的を決める

マーケティングでショートムービーを利用するときには、どこまでが目的なのかを決めておきます。「どこまで」というのは、商品やサービスを売るところまでやるのか、こういったサービスや商品がありますよといった印象をつけることにとどめ知名度を上げることに終始するか、など目的の着地点です。

ターゲット/ペルソナを決める

これはマーケティングにおいての基本ですが、ショートムービーでメッセージを伝える相手のイメージを固めて、その相手に届くように動画を制作する必要があります。こうすることで届けたいメッセージが確実に相手に伝わります。

SNSごとに制作する

Facebook、Instagram、Twitter、SNSはたくさんありますが、それぞれユーザー層や利用者の利用目的に違いがあります。動画の制限などがある場合もありますから、それぞれのSNSの特性に合わせた動画を作成する必要が出てきます。編集だけでなんとかできる場合も多いので、面倒がらずにきちんと対応することでマーケティングの効果が得られます。

伝えたいメッセージを一つに絞る

伝えたいメッセージを絞り込まなければならない理由は、短い時間で伝えることが多すぎるとメッセージがぼやけてしまうからです。多くのことを短い時間に詰め込むと、視聴者にわかりづらくなってしまい、共感を得られません。どこを伝えたいのか明確にしておく必要があるのです。
こういったことに注意して作成すれば、メッセージを確実に相手に伝える動画の制作ができます。

ショートムービーを作るときのコツ

・最初の数秒(ファーストインプレッション)が大事
・リアル感が好まれるため、作り込みすぎない
・テンポよく
・メリットは簡潔に分かりやすく など

最初の数秒が大事

ファーストインプレッション、つまりつかみが大事という事です。小説やマンガ、映画や漫才などでもそうです。最初にグイッと世界観に引き入れてしまう、注意を惹きつけるとこが必要となります。さらりと簡単に書いてしまいましたが、これが一番悩むところです。マーケティングにおいてはユーザーが何を悩んでいるのか。このサービスや商品を利用すれば問題が解決するよということを印象づける出だしが必要になるのではないでしょうか。

リアル感が好まれるため、作り込まない

あまり演出が過ぎるとリアリティーが失われてしまうので、注意が必要です。

テンポよく

視聴者を飽きさせないテンポ感が必要です。

メリットはわかりやすく

サービスや商品を利用することでどんな悩みが解決するのか、簡単にわかりやすく説明する動画の方がユーザーの理解が早いでしょう。たとえば洗剤を売り込みたい場合などは、この洗剤を使えばシミ汚れがよく落ちて、しかも洗剤が残りにくく肌に優しい洗剤だというような「製品を使うメリット」を簡単に伝えると、効果的なショートムービーが作成できます。

まとめ

ショートムービーのメリットとデメリット、制作におけるコツなどを簡単に書いてまとめてみました。ここに書ききれないメリットや、制作のコツなどもたくさんあります。ショートムービーは上手く利用出来ればマーケティングやブランディングに大変役に立つものです。
とくにSNSを活用する若い世代に伝えるには非常に有効です。
ショートムービーは企業の認知度UP、ブランディングの向上にもおすすめ。採用にも効果が期待できるでしょう。
また現在のショートムービーのトレンドは、あまり作り込みすぎず親近感を持ってもらうのが主流。そのため気軽にトライできるのではないでしょうか。

シンギでは、ショートムービーを活用したマーケティングや、Web広告用ムービーの作成も承っております。ぜひご相談ください!

ご相談・お見積り・ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。