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古いホームページを刷新!レスポンシブデザインとは?分かりやすく解説します

ホームページを作ったのはいつ?

あなたが運用中のホームページはいつ作られたものでしょうか?最後に改修したのはいつですか?
もし、3〜5年前に作られたホームページであれば、他社と比べてデザインが古く感じることやスマートフォンでページを見たときに画面が見づらくなっていることはないでしょうか。
一般的にホームページの耐用年数は3〜5年と言われていますので、あなたがお持ちのホームページもリニューアルをするタイミングかもしれません。

目次

  • え!?スマートフォン対応してないの?今すぐレスポンシブデザインにしましょう
  • レスポンシブデザインのメリット
    • ユーザーのメリット
    • 運用面でのメリット
  • レスポンシブデザインのデメリット
    • ユーザーのデメリット
    • 運用面でのデメリット
  • どうやってレスポンシブデザインにするの?
    • レスポンシブデザインの種類
    • 実装方法
  • まとめ

え!?スマートフォン対応してないの?今すぐレスポンシブデザインにしましょう

あなたがお持ちのホームページはスマートフォンやタブレットでも見やすくなっていますか? もし、デザインが崩れているようであれば、すぐにレスポンシブデザインにする必要があります。 レスポンシブデザインとは、ユーザーがWebページを閲覧する際、使用するデバイス(PC、タブレット、スマートフォン)の画面サイズに応じて最適なデザインで表示することを指します。PC専用ページ、スマホ専用ページを作成する場合と異なり、全く同じページの見せ方だけを変えて作ることをレスポンシブと呼びます。 現在では、Webサイトによっては90%以上がスマートフォンから閲覧されることもあるためスマートフォンのレスポンシブ対応は必須と言えるのではないでしょうか。

レスポンシブデザインのメリット

レスポンシブデザインを採用すればユーザー、運用面で大きなメリットがあります。 採用に当たってどんなメリットがあるか確認しておきましょう。

ユーザーのメリット

・ページが見やすい(読みやすい)

PC、タブレット、スマートフォンと、どのデバイスでもWebページの内容がわかるためユーザーには一番のメリットになると言えます。

・PCとスマートフォン両方使用する場合でも操作しやすい

家ではPC、外出先ではスマートフォンでもWebページを閲覧する方もいらっしゃるのではないでしょうか。

・1つのURLだからSNSでもシェアできる

もしPC用、スマートフォン用と2種類のURLが存在する場合は、ユーザーがSNSなどでシェアする際に、「どっちのURLで閲覧すればいいのかな?」と混乱する可能性がありますよね。
レスポンシブデザインを導入すれば1つのURLですべてのデバイスで閲覧できるのでURLをSNSでシェアした場合も何の迷いもなくすべての方が閲覧することができます。

・PCとスマートフォン両方使用する場合でも操作しやすい

家ではPC、外出先ではスマートフォンでもWebページを閲覧する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方でもレスポンシブデザインであれば、同じ情報は必ず同じページに存在しているため、ストレスなく操作ができてユーザーのストレス軽減が期待できます。

運用面でのメリット

・サイトのページ更新や管理が容易

レスポンシブデザインは前述のとおり、全く同じページを、閲覧するデバイス(PCやスマートフォンやタブレット)によって、表示の形を変える方式のため、すべてのデバイスからのアクセスを、1つのファイルで管理ができます。
タブレット用、モバイル用のHTMLと分けて編集する必要がなく、1つのファイルを編集すればすべてのデバイスに反映することができるため運用面で大きなメリットがあると言えます。

・SEOで有利に働く

レスポンシブデザインを導入していることで、Googleが「このWebサイトはスマートフォンやタブレットにも最適化されている」と判断し、ユーザーに優しいWebサイトだと評価するので検索キーワードに合わせて上位に表示されやすくなります。

レスポンシブデザインのデメリット

レスポンシブデザインを採用すればもちろんメリットの方が大きいですが、少なからずデメリットもありますので一度確認しておきましょう。

ユーザーのデメリット

・ページの読み込みに時間がかかることがある

主にスマートフォンで大きな画像を読み込む際に時間がかかる可能性があります。 レスポンシブデザインはPC、タブレット、スマートフォンで同じHTMLファイルを使用するため、スマートフォンでページを閲覧する際も読み込みはPCで閲覧するHTMLファイルと同じものになるので表示するまでに時間がかかることがあります。

しかし、ページ作成時にきちんとした作りにすれば、PCでは容量が大きいけどきれいな画像を表示し、スマートフォンでは多少画質は落ちるけどデータ量料が小さい画像を読み込むようにすることができます。
制作会社に発注する際は、こうした対応が料金に含まれているか必ず確認することをおすすめします。

運用面でのデメリット

・制作の工数がかかる場合がある

レスポンシブデザインを適用することでPC表示のデザイン、タブレット表示のスマートフォン表示のデザインと各デザインを準備する必要があります。 また、各デザインの表示に合わせたコーディングをする必要があるため場合によっては制作工数がかかってしまいます。しかし、レスポンシブ化のノウハウをしっかりもっている制作会社に依頼して、初めからレスポンシブ化しやすいデザインでサイトを作成すれば、逆に別々にサイトを作るよりも短い工数で作成することも可能です。 この辺も制作会社への確認ポイントですし、制作会社を選ぶ際に、レスポンシブ化の工数を確認することで、その制作会社がWebサイト制作に慣れているのか、実は実績があまりない会社なのかもわかってしまうポイントでもあります。

どうやってレスポンシブデザインにするの?

Webサイトのレスポンシブデザインにはいくつか種類があり、実装方法も一つではありません。
作りたいサイトにあった種類と実装方法を選択できるよう確認しておきましょう。

レスポンシブデザインの種類

・レスポンシブレイアウト

デバイスで表示される画面の幅のpx(ピクセル)数に応じて画像やコンテンツ、メニューなどの配置や表示有無を変えるレイアウトになります。
スマートフォンであれば520px以下はこのレイアウト、タブレットであれば960px以下はこのレイアウト、PCであれば960px以上はこのレイアウトというように配置や表示が変わります。

しかし、ページ作成時にきちんとした作りにすれば、PCでは容量が大きいけどきれいな画像を表示し、スマートフォンでは多少画質は落ちるけどデータ量料が小さい画像を読み込むようにすることができます。
制作会社に発注する際は、こうした対応が料金に含まれているか必ず確認することをおすすめします。

運用面でのデメリット

・制作の工数がかかる場合がある

レスポンシブデザインを適用することでPC表示のデザイン、タブレット表示のスマートフォン表示のデザインと各デザインを準備する必要があります。 また、各デザインの表示に合わせたコーディングをする必要があるため場合によっては制作工数がかかってしまいます。しかし、レスポンシブ化のノウハウをしっかりもっている制作会社に依頼して、初めからレスポンシブ化しやすいデザインでサイトを作成すれば、逆に別々にサイトを作るよりも短い工数で作成することも可能です。 この辺も制作会社への確認ポイントですし、制作会社を選ぶ際に、レスポンシブ化の工数を確認することで、その制作会社がWebサイト制作に慣れているのか、実は実績があまりない会社なのかもわかってしまうポイントでもあります。

・リキッドレイアウト

レスポンシブレイアウトでは配置や表示有無を変えていましたが、リキッドレイアウトではデバイスの画面幅に応じてコンテンツなどの表示サイズが変わるレイアウトになります。
どのデバイスで閲覧しても同じ情報を表示することができます。

・フレキシブルレイアウト

リキッドレイアウトのようにデバイスの画面幅に応じて表示サイズが変わり、レイアウトを表示したり最小幅と最大幅の指定ができます。表示する横幅に応じて適切なレイアウトを表示することができます。

・グリッドレイアウト

デバイスの画面幅に応じて表示サイズが変わりコンテンツや画像を格子状に配置するデザインになります。 デバイスの幅に応じて要素の列を調整することができるため、とても見やすいレイアウトになります。

実装方法

・HTMLとCSSで直接コーディング

HTML、CSSファイルに特定のコーディングをすることでレスポンシブデザインを実装することができます。
画面幅に応じてHTMLファイルやCSSファイルに対応するコーディングが必要となるため専門知識が必要になります。

・ローコードツール

ローコードとは少ないコードの記述で開発する方法です。
0からコーディングする必要がないためプログラミングの知識をあまり持っていなくてもレスポンシブデザインを実装することができます。
例えば、WordPressというCMS(Webサイトを構築、運営するシステム)を利用することでレスポンシブデザインに対応したデザインを簡単に実装することができます。

・ノーコードツール

ノーコードとは開発にコードの記述を必要とせずに開発ができる方法です。
HTMLやCSSなどといったプログラミング言語の知識がなくても直感的にレスポンシブデザインを実装することができます。
例えば、STUDIO、Wix、ペライチなどのサービスを利用することで簡単にレスポンシブデザインを実装することができます。

まとめ

あなたがお持ちのWebサイトがスマートフォンやタブレットに対応していなければ、デメリットの方が多いと感じたのではないでしょうか。
Webサイトは様々なユーザーが閲覧する可能性があります。
レスポンシブデザインを実装してユーザーが使いやすいWebサイトにしましょう。
シンギではホームページリニューアルでレスポンシブ対応のご相談も承っております。
ぜひお気軽にお問合せください。

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