Webサイトのリニューアルをしたが運用方法は?Webマーケティングを活用する方法を「シンギ」が提案!

2024.10.21

目次

Webサイトをリニューアルをしても、運用方法がわからなければビジネスの成功に繋げることはできません。せっかくWebサイトをリニューアルしたなら、結果の出る運用方法を学び、上手く活用していきたいですよね。

そこで今回は、ニーズを分析する方法や分析結果の活用方法がわからない…といった方に向けて、Web制作・運用のプロである「シンギ」が解決方法をご提案します。

リニューアルしたWebサイトを活かし、ビジネスの成功に繋げたい!という方は、ぜひ最後までご覧ください。

Webサイトにマーケティングが必要な理由とは

インターネットやSNSの普及により、ユーザーのモノの買い方が以下のように変わってきました。

今まで:商品を知る→関心を持つ→欲しいと思う→記憶する→購入する

最近:商品を知る→関心を持つ→検索する購入する共有する

ただ購入してもらうことがゴールではなく、「良いものだから、他の人にも広めたい」と思ってもらえるようなユーザー体験を設計することが大切です。

これからの時代は、「一度売ればいい」ではなく、ユーザーと「長く付き合える関係」へと繋げていくことが重要になります。

時代に対応した販売戦略とは

このように、時代の流れとともに購買プロセスは変化してきた今、場当たり的な対応では、混乱やムダが生じる可能性が出てくることが考えられます。

見込み顧客の多くが利用する販売チャネル(企業にとっては自社の商品・サービスするための経路)を全てカバーできるのが理想ですが、なかなかそういうわけにはいきません。

成果を上げるためには、自社に適した販売戦略に基づき、状況分析や顧客分析に基づいた「一貫性のある戦略」が必要になってくるのです。

その販売戦略を考える方法として、おすすめなのが「販売ファネル」です。

「販売ファネル」とは

「販売ファネル」とは、多数の見込み顧客が商品・サービスを「認知」してから「購入」するまでの段階を図式化したもののことで、これには以下の3種類があります。

【パーチェスパネル】

認知→興味・関心→比較・検討→購入・申し込み

パーチェスとは英語で「購入・購買」のことを指し、消費者行動の流れを図式化したものです。購買に至るまでの心理プロセスの変化を示した略語・AIDMA(アイドマ)モデルを発展させて生まれた考え方です。

【インフルエンスファネル】

継続→紹介→発信

消費者が購入した後の行動を図式化したもの。

【ダブルファネル】

認知→興味・関心→比較・検討→購入・申し込み→継続→紹介→発信

パーチェスパネル・インフルエンスファネルを組み合わせたもの。「見込み客や顧客の消費者が、コミュニケーションの主体となっていること」が、ダブルファルにおける考え方の元になっています。

「販売ファネル」に落とし込むことがなぜ重要なのか

販売ファネルに落とし込むことで、顧客の購買過程をわかりやすくする効果があります。購買までの流れを図式化(モデル化)すれば、自社の商品やサービスをどのようなプロセスを踏んで購買に至るのか、どの段階に課題があるのかを明確にし、可視化することができるようになります。

・どこで離脱したのかがわかる

・それぞれのレベルで施策を打つことができる

・どのような商品やサービスに興味を持つのかを把握できる

商品やサービスをより多くの顧客に購入してもらうためには、適切な改善策を講じる必要があります。課題を見つけて改善し、戦略的な顧客獲得に繋げていきましょう。

これからのマーケティングについて

販売ファネルの長所は、消費者の行動を画一化・単純化して見ることができる点にあります。しかし、現在では、SNSや口コミを通じて認知が広がるなど、消費者の行動は複雑化しています。単純に図式化を行うだけでは「何が購入の障害となっているのか」の識別が難しくなりました。

そのため、「商品を購入してもらったら終わり」ではなく、顧客のニーズを把握して顧客満足度を上げることや、顧客とより良い関係性を築くために共感される仕組みを作ること(ファン化)も重要視されるようになりました。

商品購入後も顧客と企業の関係が続いていることもあり、購入体験はもちろん、購入後も顧客をどれだけ継続的に満足させられるかが、マーケティング活動において非常に重要になっています。

そのため、マーケティングの手法も多様化する必要があるといえるでしょう。

販売ファネルの設計・構築方法

それでは、まず、「どのように商品が認知され、どのようなユーザーとのコミュニケーションを取れば販売に繋げられるのか」というタッチポイントを意識した全体設計を行っていきます。

  1. 集客Web広告(リステイング・SNSなど)、自然検索、LIVE配信などを活用する
  2. 事前教育Webサイト、LP、ステップメール、マールマガジン、LINE公式アカウントなどを活用する
  3. ファン化(例)無料体験モニターなど
  4. 販売オンライン(Webサイト)申し込み、来店
  5. フォロー教育オンラインサロン、コミュニティ、メールマガジン、LINE公式アカウントなど
  6. LTV定期購入やリピート購入

※LTVとは…顧客がサービスを利用している期間内に、どれだけの利益をもたらしてくれるかを示すマーケティング指標のこと。

今後は多様化している価値観や販売経路により、細分化したファネルを用意することが重要になります。

Webマーケティングの必要性は理解したが運用方法がわからない

ここまでWebマーケティングの必要性を解説してきましたが、成果を出すためにはWeb運用を行うことも重要になります。ここからは、Web運用について解説していきます。

Webサイト運用とは

Webサイトが常に適切に機能し、ユーザーにとって快適な環境を提供するために、日常的に行う管理やメンテナンス、コンテンツの更新などを指します。運用は、Webサイトを作成した後に継続して行います。サイトのパフォーマンスを最適化し、目的に応じた成果を出すために、重要な役割を果たします。

Webサイト運用の目的

Webサイトの運営において、ユーザビリティの向上は非常に重要です。常に最新の注意を払い、使いやすさを維持することで、ユーザーの満足感を高めることができます。

また、検索エンジンの結果ページで上位に表示されることを目指し、継続的なSEO対策を行うことでアクセス数の増加を図ります。

さらに、サイトの目標(例:商品の購入やお問い合わせ)を達成するために、使い勝手やデザインを改善し、コンバージョン率の向上を目指します。

これらの施策を行うことで、より多くのユーザーがサイト内で行動を起こしやすくなります。また、定期的な更新やセキュリティ対策を実施して信頼性を維持すること、顧客やユーザーに安心感を提供し続けることが重要になります。

Webサイト運用は、ビジネス目標を達成するために、サイトを立ち上げた後も継続的な改善や管理を行い、Webサイトを最適化する重要なプロセスになります。

Webサイト運用とは?必要性と具体的な業務内容のページでも詳しく解説してますので、併せてご覧ください。

Webサイト運用の主な業務

【コンテンツの更新】

商品情報、ブログ記事、ニュース、イベントなど、新しいコンテンツを定期的に追加し、最新の情報を提供します。

【技術的なメンテナンス】

サイトの不具合やエラーを修正し、Webページが正常に表示されるよう管理します。セキュリティ対策も含め、システムのアップデートやバックアップを行います。

【セキュリティ対策】

ハッキングや不正アクセスのリスクにさらされないよう、最新のセキュリティ技術を導入し、SSL証明書の管理や脆弱性チェックを行います。

【ユーザーサポート】

お問い合わせフォームやチャットサポートを通じて、ユーザーからの質問や要望に対応し、信頼関係を築いていきます。

どんなコンテンツが求められているのかわからない

Webサイトにおける「いいコンテンツ」とは?

ユーザーにとって価値があり、Webサイトの運営目的に沿って成果を生み出すコンテンツのことです。具体的には、以下の要素を備えたコンテンツが「いいコンテンツ」といえるでしょう。

【ユーザーにとって有益で役立つ】

ユーザーの問題を解決し、質問に答えるなど、訪問者にとって有益な情報を提供することが重要です。コンテンツがユーザーのニーズに合っているほど、満足度が高まるでしょう。

例)FAQやHow-toガイド、製品レビューなど

【ユーザー体験を向上させる】

見やすく整理されたデザインや、視覚的に魅力的な要素を取り入れることで、ユーザーがストレスなく情報にアクセスできることが求められます。

例)適切な段落分け、画像や動画を使った解説

【コンバージョンを促す】

コンテンツがユーザーにとって役立つだけでなく、最終的に目標に結びつくアクションを促すことが重要となります。商品購入、問い合わせ、資料請求などの行動を促す明確なCall to Action(CTA)が含まれていることが大切です。

例)「今すぐ購入」や「無料で資料をダウンロード」などのボタン

【信頼性が高い】

事実に基づいた情報や専門の見解など、信頼できる情報源を元にしたコンテンツであることが、ユーザーからの信頼を得るためには欠かせません。

例)実績に基づく事例紹介やデータに裏付けされた調査記事など

【共有されやすい】

SNSやメールなどで簡単にシェアできる機能が含まれているコンテンツは、より広範囲に拡散されやすく、サイトへのアクセス増加に貢献します。

例)SNSシェアボタンやブログ記事のシェアリンク

Webサイトにおける「いいコンテンツ」とは、ユーザーに役立つ情報を提供しながら、サイトの目標(収益、集客など)に貢献するものです。SEO最適化、視覚的な魅力、ユーザビリティ、信頼性、タイムリーな更新など、さまざまな要素がバランスよく揃ったコンテンツが理想的です。

「シンギ」では、上記の一般的な運用と合わせて、お客様と対話をしながら「顧客理解」を行い、能動的に「コンテンツ制作」「戦略統合」「進行管理」を行います。経験と実績が豊富な「シンギ」なら、「販売ファネル」の設計から考えることも可能です。

経験と実績を活かし、「シンギ」だからこそできることをご提案させていただきます。Webサイト運用に関してお悩みがある方は、「シンギ」にご相談ください。

 「シンギ」が出来ること

Web運用・Webマーケティングの精度を上げるためには、専門家の知恵を借りることも一つの手段として有効です。

多様な価値観を持つ顧客を相手にマーケティング方法を考えることが必要となった今、消費者の属性をひとまとめにすることが難しくなりました。また、インターネットの普及により、いろいろな購入方法が発展してきたことも、その要因の一つです。

多様化した価値観や販売経路に対応する細分化したファネルを体系的に設置するためにはー

  1. 細分化した販売ファネルを用意
  2. 販売ファネルの設計構築
  3. 効果検証が継続できる業務フォロー

といった要素が必要になります。

効果検証を継続し、ビジネスを成長させるためには、自社だけの情報ではなく、他業種の情報も含め、広く情報を得る必要があります。そのためには、社外との情報のつながりを持つことも重要といえるでしょう。

顧客企業のサービスや商品をより長く・より多くの人に届けるためには、自社に合った「販売ファネル」設計を考える必要があります。そのためには、プロに依頼することが近道といえるでしょう。

まとめ

この記事では、Web運用におけるWebマーケティングの重要性と、効果的な販売戦略である「販売ファネル」について説明しました。「販売ファネル」を活用することで、消費者の購買プロセスを可視化し、どの段階で問題が発生しているのかを明確にすることができます。

また、Web運用では、サイトのパフォーマンスを最適化し、ビジネスの目標達成に向けた日常的な管理が重要になります。

とはいえ、「人手が足りずに運用がまわっていない」「社内でやっても人件費がかかってしまう」「何から手をつけていいのかわからない」といった問題を抱えている方もいらっしゃることでしょう。

そんな時は、Web制作・Webマーケティングのプロである「シンギ」に任せるという選択をご検討してみませんか。

まずは、ご担当者様との打ち合わせからご要望をお伺いし、顧客企業のサービスや商品をしっかり理解した上で、ご予算にあったプランをご提案いたします。

ぜひ一度、私たち「シンギ」へご相談ください。