前半では、ECサイト制作会社を選ぶ際に押さえるべき6つのポイントをご紹介しました。
前半はこちら▶︎「東京でECサイト制作会社を選ぶなら?信頼できるパートナーを見極める6つのポイント【前編】」
制作実績・費用の透明性・サポート体制など、信頼できるパートナーを見極めるための判断軸が整理できた方も多いのではないでしょうか。
後半となる本記事では、さらに一歩踏み込んで、タイプ別のおすすめ制作会社や、構築方法ごとの費用相場について詳しく解説していきます。
また、よくある質問や、東京の制作会社を選ぶメリットもあわせて紹介しますので、「具体的にどこに依頼すべきか」「予算の目安はどのくらいか」といった疑問を解消したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
【タイプ別】東京のECサイト制作会社紹介
東京には数多くのECサイト制作会社が存在し、それぞれに得意分野や強みがあります。
ここでは、お客様の事業規模や目的、重視する点に応じて、どのような制作会社を選ぶべきか、タイプ別に詳しくご紹介します。

大規模ECサイト構築に強い会社
既に大規模な事業を展開している企業や、複雑なシステム連携・高度なカスタマイズが必要な場合には、大規模ECサイト構築に強みを持つ制作会社の選定が適しています。
これらの会社は、膨大な商品・会員データに対応可能な堅牢なシステム基盤や高いセキュリティ体制、事業拡大に対応できるスケーラビリティを備えています。
基幹システムや在庫・CRMとの連携にも対応し、BtoBや越境ECなど複雑な要件にも柔軟に対応可能です。ECパッケージ、フルスクラッチ、Shopify Plusなどのエンタープライズ向けプラットフォームを活用した提案が一般的です。
また、オムニチャネル戦略やマーケティング支援、フルフィルメント体制の構築までカバーできる豊富な知見と技術力が求められるため、専門エンジニアや経験豊富なPMが在籍する会社を選ぶことが成功の鍵となります。
Shopifyなど特定のプラットフォームに特化した会社
ECサイトを迅速に立ち上げたい、初期費用や運用コストを抑えたいといったニーズを持つ方には、プラットフォームに特化した制作会社がおすすめです。
以下の会社は、各プラットフォームの特性と機能を最大限に活かすノウハウを持っており、短期間での構築や運用支援が可能です。
スピード、コスト、目的に応じて適切な制作会社とプラットフォームを選ぶことが、成功のポイントになります。
中小企業向けに手厚いサポートを提供する会社
ECサイト運営が初めての企業様や、社内リソースが限られている中小企業には、企画から運用まで一貫したサポートを提供する制作会社がおすすめです。
これらの制作会社は、限られた予算に応じた構築方法の提案から、公開後の集客支援(SEO・広告・SNS)や運用代行(商品登録・受発注管理・顧客対応)まで、幅広い業務を手厚くサポートします。
特に、ASP型やオープンソース型など、初期費用を抑えられるプラットフォームを活用しながら、きめ細やかなコミュニケーションでEC事業の成長を二人三脚で支える「伴走型」の支援スタイルが特徴です。
デザインやブランディングに強みを持つ会社
ブランドイメージを大切にしたい企業や、競合との差別化を図りたい方、UI/UXを重視する方には、デザインやブランディングに強みを持つ制作会社がおすすめです。
こうした会社は、商品の魅力を引き出すビジュアル設計や、快適な購買体験を実現するUI/UX、ブランドの世界観を反映した戦略的デザインに長けており、アパレル・コスメ・食品など感性重視の業界で特に効果を発揮します。
単なる見た目の良さではなく、「ブランド価値を伝え、顧客との関係性を深めるECサイト」を実現できるのが特徴です。
ECサイト制作の費用相場

ECサイトの種類と費用相場の目安
ECサイトの構築方法は複数あり、目的や予算に応じた選択が重要です。
主なECサイトの構築方法とそれぞれの費用相場は以下の通りです。
| 構築方法 | 特徴・向いている事業者 | 初期費用 | 月額費用(目安) |
| ECモール型 | 楽天・Amazonなどに出店。集客力が魅力。小規模・個人向け。 | 無料〜10万円 | 無料〜5万円+手数料 |
| ASPカート型 | Shopifyなどを使った簡単構築。中小向け。自由度中。 | 無料〜100万円 | 数千円〜数万円 |
| オープンソース型 | EC-CUBEなど。自由度が高い。中規模向け。知識が必要。 | 10万〜500万円 | 無料〜数十万円(保守費別) |
| パッケージ型 | 自由度と安定性のバランス。中〜大規模向け。 | 100万〜数千万円 | 数万〜数十万円 |
| フルスクラッチ型 | ゼロから開発。大規模・独自機能が必要な大企業向け。 | 500万円〜 | 数十万〜100万円以上 |
上記の初期費用や月額費用以外にも、ECサイト制作にはさまざまな費用が発生する可能性があります。
例えば、デザイン費用、システム開発費用、商品登録費用、決済システム導入費用、サーバー・ドメイン費用、そして公開後の保守運用費用やマーケティング費用などが挙げられます。これらの追加費用も考慮に入れ、総合的な予算計画を立てることが重要です。
特に、公開後の運用・保守費用はランニングコストとして継続的に発生するため、事前に確認しておく必要があります。
よくある質問
Q.ECサイト制作の費用相場はいくらですか?
小規模なASP型サイトなら数万円〜、中〜大規模なフルスクラッチ開発では数百万円〜が相場です。目的や機能により大きく異なります。
Q.東京のECサイト制作会社に依頼するメリットは?
対面での打ち合わせや緊急対応がしやすく、東京市場や業界トレンドに精通している点が強みです。
Q.制作会社を選ぶときのチェックポイントは?
実績、得意分野、費用の透明性、サポート体制、担当者の対応力などを総合的に確認しましょう。
まとめ
ECサイトは現代ビジネスにおいて、集客と販売を支える欠かせないチャネルです。その成功は、どの制作会社とパートナーを組むかに大きく左右されます。
制作実績やサポート体制、費用の透明性だけでなく、SEO対策、公開後の運用支援、そして担当者との相性など、多角的な視点で慎重に比較・検討することが重要です。
特に東京には、多様なニーズに応える制作会社が数多く存在します。東京・吉祥寺に拠点を置くWeb制作・Webマーケティング会社「シンギ」もそのひとつです。
シンギでは、ECサイトをはじめ、Webサイト制作、マーケティング支援、LP制作などを通じて、お客様のビジネス成長をWeb領域から総合的にサポートしています。
私たちは特に「顧客理解」「戦略統合」「コンテンツ制作」「進行管理」の4つの軸を大切にし、成果に直結するご提案を心がけています。
▶︎詳しくは「吉祥寺のWeb制作会社「シンギ」が提案する“成果につながる3つのキーポイント”とは」をご覧ください。ぜひ、お気軽にご相談をお待ちしております。