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Webマーケティングで理解しておきたい
Webマーケティング効果指標用語27選の1〜6

Webマーケティングで理解しておきたいWebマーケティング効果指標用語27選の1〜6

目次

  • インプレッションとは(Impression)
  • ビューアビリティとは(Viewability)
  • ビューアブルインプレッションとは(Viewable Impression)
  • アクティブビューとは(Active View)
  • インビューとは(In View)
  • コンバージョンとは(CV:Conversion)
  • まとめ

Webマーケティングで成功するためには、様々な指標を把握し、適切に分析することが基礎として必要です。今回は、Webマーケティングで理解しておきたいWebマーケティング効果指標用語27選のうち、インプレッション・ビューアビリティ・ビューアブルインプレッション・アクティブビュー・インビュー・コンバージョンについて解説します。

インプレッションとは(Impression)

インプレッションは、Webマーケティング効果指標用語のひとつで「広告が表示された回数」を示します。つまり、Webページを閲覧するユーザーが広告を見た回数のことです。インプレッションは、広告が表示された回数を数値化することで広告の露出度合いを把握するために用いられます。

インプレッションの語源は英語で「印象」という意味があります。そのため、Webマーケティングにおいては広告を見たユーザーの印象度合いを測ることができます。

例えばある広告が100回表示されそのうち10回クリックされた場合、CTR(Click Through Rate)は10%となります。インプレッションは、このようにCTRなど他の指標を算出するための基本的なデータとして使われます。

Webマーケティングでの成功には、インプレッション数を含めた多様な指標を分析し適切な施策を実施することが欠かせません。

ビューアビリティとは(Viewability)

ビューアビリティはWebマーケティング効果指標用語のひとつで、広告の表示や閲覧状況を測定する指標です。具体的には、広告が表示された回数と広告が正しく表示された割合を示します。つまり、広告が表示されたからといって必ずしもユーザーがその広告を閲覧しているわけではないため、会社にとってはビューアビリティの高い広告が必要となります。

ビューアビリティの語源は「view(見ること)」と「ability(能力)」からきています。ビューアビリティは、デジタル広告が現在のインターネット広告市場で主流となっていることから広告の表示が正しく認識されることが求められるようになった結果、注目されるようになりました。

ビューアビリティを測定するには、広告の表示領域とユーザーの画面表示領域を比較することが一般的です。広告がユーザーに見えているかどうかを測定するため、広告の表示領域が画面に表示されている時間を計測することが多いです。また、広告をクリックした場合の反応や、ユーザーが広告をスクロールした場合の反応なども測定されます。

例えば、ある広告が1万回表示されそのうち3,000回が正しく表示された場合、その広告のビューアビリティは30%となります。会社は、広告のビューアビリティを高めるためにデザインの工夫や配信先の選定などを行うことが求められます。

ビューアビリティは、会社だけでなく広告代理店やメディア側など、デジタル広告業界全体にとって重要な基礎指標となっています。適切なビューアビリティの確保によって会社とユーザーの双方が満足する広告配信が可能となります。

ビューアブルインプレッションとは(Viewable Impression)

ビューアブルインプレッションはWebマーケティング効果指標用語のひとつで、広告が表示された回数のうち広告が最低限表示される規定の条件を満たした回数を示します。

「ビューアブルインプレッション」の語源は「インプレッション」と「ビューアビリティ」を組み合わせた造語です。ビューアビリティが、広告が表示された画面領域がユーザーに見えた時間を測定する指標であることから、その表示された広告が見られた(Viewed)インプレッションであることを示す「ビューアブル」という単語が付けられました。つまり、「ビューアブルインプレッション」とは、広告が表示された画面領域がユーザーに見えた時間が最低限の時間以上である場合にカウントされるインプレッションのことを指します。

会社は広告が実際に表示された回数を把握し、広告の露出量や効果を判断するためにビューアブルインプレッションのデータを利用しています。ビューアブルインプレッションは、インプレッションよりもより正確な広告の露出データを提供し、会社にとってより価値のあるデータとなっています。

ビューアブルインプレッションを判断するためには、広告が表示される際の環境や条件が重要になります。例えば、広告が表示される画面の大きさや表示時間、広告が表示される位置などが、ビューアブルインプレッションの条件として設定されることがあります。

また、ビューアブルインプレッションが重要視される理由のひとつに、広告表示回数を増やすことで広告費用が高額になるということが挙げられます。ビューアブルインプレッションのデータを利用すれば会社は正確な露出データを把握することができ、無駄な広告費用を削減することができます。

例えば、ある広告が1000回表示された場合、そのうちの600回がビューアブルインプレッションであれば、その広告のビューアブルインプレッション率は60%となります。ビューアブルインプレッション率は広告の露出状況を評価するうえで重要な指標のひとつであり、広告の効果を評価するためにも必要な情報となっています。

アクティブビューとは(Active View)

アクティブビューは、Webマーケティング効果指標用語のひとつで、広告が表示された画面のうち実際にユーザーが広告を見た領域の割合を測定する指標です。つまり、広告が表示された回数と実際にユーザーによって見られた回数を比較することで算出されます。

アクティブビューは、ビューアビリティとビューアブルインプレッションと同様に広告表示の品質を測定する指標のひとつです。

語源としては、「Active」は「活動的な、能動的な」という意味で、「View」は「見る」という意味です。

例えば、ある広告がウェブサイトの下部に表示されていた場合、ユーザーがスクロールすることによってその広告が表示される領域が画面に入った場合に、アクティブビューとして計測されます。このように、広告の実際の閲覧状況を正確に把握することで広告の効果測定や改善のための分析に役立てられます。

アクティブビューの具体的な例としては、広告が表示されている画面領域をユーザーがスクロールしている時に、その広告が実際に見えているかどうかを測定する場合が挙げられます。アクティブビューを測定することで、会社は実際に表示されている広告の数を確認でき、広告の効果を正確に測定することができます。また、広告表示の可視性を向上させるための施策や改善点を見つけ出すこともできます。

インビューとは(In View)

インビューは、Webマーケティング効果指標用語のひとつで、広告がウェブページの閲覧領域に表示されている割合を表します。広告の一部が表示されるだけでなく、ウェブページの閲覧領域内に全体が表示されているかどうかを測定することができます。

インビューの語源は、英語の「In View」で、「表示されている」という意味を持ちます。つまり、広告がウェブページの閲覧領域に表示されている状態を表現しています。

例えば、ある広告がウェブページの下部にある場合、ユーザーがページをスクロールすることで広告が表示されるようになります。この場合、広告が表示されるまでのスクロール量や広告が表示された時間を測定することで、広告がインビューとして計測されるかどうかを判断することができます。

インビューの測定は、広告が本当にユーザーに見えているかどうかを正確に測定するために重要です。また、広告の表示位置を最適化するためにも役立ちます。例えば、広告の表示領域が小さい場合、表示領域が大きい場所に広告を移動することで表示率が上がることが期待できます。

一方で、インビューだけで広告の効果を測定することはできず、CTRやコンバージョン率など、他の指標と併せて分析する必要があります。広告がインビューとして計測されているとしても、実際にユーザーにアクションを促すためには、広告の内容やクリエイティブが魅力的である必要があります。

コンバージョンとは(CV:Conversion)

コンバージョン(Conversion)は、Webマーケティング効果指標用語のひとつで、ユーザーがWebサイト上で望む行動を取ったことを示します。例えば、Webサイト上での商品購入、メルマガの登録、お問い合わせフォームの送信などが挙げられます。コンバージョンの数や率は、Webサイトの成果を評価するための重要な指標となります。

コンバージョンという用語は、英語の「Conversion(変換)」から派生しています。つまり、ユーザーが何かしらの目的を持ってWebサイトにアクセスし、それが達成された時点で「変換」したと言えます。

例えば、あるECサイトで商品を販売し、その商品をユーザーが購入することがコンバージョンになります。そのため、ECサイトはコンバージョンを促進する施策を行い、より多くのユーザーに商品を購入してもらうことを目指します。具体的には、Webサイトのデザインや情報の充実、キャンペーンの実施、広告の配信などが考えられます。

また、コンバージョンは単にECサイトに限らず、企業や団体のWebサイトにおいて様々な形で存在します。例えば、営業の支援ツールとして活用される場合、お問い合わせフォームからの問い合わせや資料請求、電話・訪問のアポイントなどもコンバージョンになります。

コンバージョンは、Webサイトの目的や施策に応じて様々な形がありますが、重要なのはユーザーが行う行動を正確に把握し、適切な施策を行うことです。

まとめ

以上、Webマーケティングで理解しておきたいWebマーケティング効果指標用語27選のうち、6つの用語について説明してきました。

インプレッションやビューアビリティ、ビューアブルインプレッションなどは、広告がどれだけ表示されたかを測定する指標であり、アクティブビューは広告が実際に表示された場合にカウントされる指標です。また、インビューは広告がユーザーに実際に表示されたときにカウントされる指標であり、コンバージョンは広告をクリックして目的の行動に至ったユーザー数を測定する指標です。

これらの指標は、Web広告の成果を測定するうえで非常に重要な役割を担っています。正確な測定結果に基づいて、広告の効果を最大化するためには、各指標の意味や語源を理解し、正確に測定することが不可欠です。

マーケティングは、消費行動を分析して売り上げをアップをするための戦略を練る手法ですが、消費者の行動様式が変化した今、経験と実績が豊富なプロの手を借りることも大切な選択の一つです。顧客の満足度を上げ、より良い関係を築き、共感される仕組みを作りたいなら、ぜひシンギにご相談ください。

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