「サイトを納品して、保守契約を結んだ。でも実質やっていることはサーバー管理とWordPress更新だけ。クライアントから『何か改善してほしい』と言われても、データ分析に基づく具体的な提案ができない…」
多くのWeb制作会社が直面している、この「納品後の接点途絶」という課題。私たちも、これまで多くのWeb制作会社と一緒に仕事をしてきた中で、同じような声をたくさん聞いてきました。
今回は、この壁を乗り越え、クライアントとの関係性を深め、ストック収入を拡大するための「ホワイトラベル改善提案モデル」をご紹介します。
「納品後の接点途絶」がもたらす3つのリスク
「納品後の接点途絶」は、Web制作会社にとって想像以上に大きなリスクをもたらします。

リスク1: クライアントの離反
「何も提案してくれない」とクライアントに思われると、他社への乗り換えを検討されてしまいます。「作って終わり」の印象を与えてしまえば、せっかく築いた関係はそこで途切れます。
実際に、中小企業の経営者からよく聞くのは「毎月保守費を払っているけど、言わないと何もしてくれない」という不満です。保守費が「何のためのお金か」が見えなくなった時点で、解約の検討が始まります。
リスク2: 単発受注の連鎖
Webサイトのリニューアル案件は数年に一度。その間の売上は不安定になりがちです。常に新規案件を追いかける自転車操業から抜け出せず、経営が安定しない。繁閑の差が激しく、リソース計画も立てにくい。これはフリーランスのWebデザイナーにとっても深刻な問題です。
リスク3: ストック収入の天井
月額保守契約を結んでいても、その内容が「サーバー管理費」の域を出ない場合、収入は頭打ちになります。月5,000円〜20,000円程度の保守契約では、事業を大きく伸ばすことは難しいでしょう。しかし、保守の内容を変えることなく単価だけ上げるのは、クライアントの理解が得られません。
「改善提案」ができれば何が変わるか
では、もしデータに基づく「改善提案」ができるようになれば、制作会社のビジネスはどう変わるのでしょうか?
保守契約の価値が根本的に変わる
クライアントにとって、あなたは単なる「サーバー管理者」ではなく、「データに基づく改善パートナー」へと進化します。Webサイトの成長を共に考える存在として、より深い信頼関係を築けます。
ストック収入の拡大
改善提案の価値を理解してもらうことで、月額5万円以上の保守契約も十分に可能です。「サーバー管理5,000円」と「改善提案+サーバー管理50,000円」では、クライアントにとっての意味が全く異なります。後者は「投資」であり、前者は「コスト」です。
クライアントとの関係が深化する
毎月の改善提案 → 四半期ごとの振り返り → 次の投資案件へ。この流れが自然に生まれます。単発のサイト制作だけでなく、LP制作、広告運用、追加機能開発など、関連案件が派生的に生まれる好循環がスタートします。
「作るだけの制作会社」との明確な差別化
Webサイトの納品はゴールではなく、スタート地点。その後の成長をサポートできる制作会社として、独自のポジションを確立できます。クライアントが「制作会社を探す」フェーズで、あなたが選ばれる理由になります。
ホワイトラベル改善提案モデルとは
「改善提案をしたい気持ちはあるけど、データ分析やレポート作成に時間やリソースが割けない…」
そんな制作会社のために、私たちが提供しているのがホワイトラベル改善提案モデルです。

このモデルの特長は以下の通りです。
- 自社名義で改善提案を行える: レポートは制作会社の名前で提供される形式で作成
- 分析・データ収集・レポート作成はシンギが裏方で担当: GA4やSearch Consoleのデータ分析、改善優先順位の策定をすべて代行
- 制作会社はクライアントとの窓口に集中: 提案の説明やヒアリングに専念できる
- 月額保守に改善提案を「上乗せ」して単価UP: 新たな収益源の確立
- 実装は柔軟に選択可能: 制作会社自身で対応してもOK、シンギに依頼してもOK
つまり、「改善提案」という高い価値のサービスを、リソースを追加せずにクライアントに提供できる仕組みです。
具体的な活用フロー(5ステップ)
Step 1: クライアントのサイトをシンギに共有
改善提案を行いたいクライアントのWebサイト情報をシンギにご共有ください。GA4やSearch Consoleのアクセス権を付与いただければ、より精度の高い分析が可能です。
Step 2: シンギがデータ分析・改善提案レポートを作成
シンギがWebサイトのアクセス状況やユーザー行動データを分析し、改善提案レポートを作成します。このレポートは制作会社の自社名義で提供できる形式です。改善の優先順位も明確に示します。
Step 3: 制作会社が自社名義でクライアントに提案
作成された改善提案レポートを、制作会社がクライアントに提案します。データに基づいた具体的な提案なので、クライアントも納得しやすく、「毎月保守費を払っている意味」が明確になります。
Step 4: 改善の実装
提案した改善策の実装を行います。制作会社自身で対応してもよいですし、シンギに実装を依頼することも可能です。制作会社のリソースや得意分野に合わせて柔軟に選択できます。
Step 5: 翌月、効果測定 → 次の改善提案
改善策を実施した翌月、効果測定を行い、その結果に基づいて次の改善提案を行います。このサイクルを繰り返すことで、Webサイトの継続的な成長をサポートできます。クライアントにとっては「毎月何かが良くなる」体験になります。

こんな制作会社に向いています
ホワイトラベル改善提案モデルは、特に以下のようなWeb制作会社におすすめです。
- 保守クライアントを5社以上持っている: 改善提案の単価UPで、既存クライアントからの収益を最大化できる
- 「改善提案したいけど、データ分析のリソースがない」: 分析はシンギが代行するので、追加の人材採用は不要
- 月額保守の単価を上げたい: 「サーバー管理5,000円」→「改善提案+管理5万円」のアップグレード
- クライアントからの「何か提案して」に応えたい: データに基づく具体的な提案で、クライアントの期待に応える
- SEO専門スタッフを雇う余裕はないが、改善提案は自社サービスに含めたい: 採用リスクなしで提案力を獲得
よくある質問(FAQ)
Q. クライアントに「裏方がいる」ことは伝えるべきですか?
その判断は制作会社にお任せしています。完全にホワイトラベルとして自社サービスとして提供していただくことも、「パートナー企業と連携して分析しています」と伝えていただくことも可能です。どちらの方式でも対応できるレポート形式をご用意しています。
Q. 最低何社から利用できますか?
1社からご利用いただけます。ただし、5社以上の保守クライアントをお持ちの場合、1社あたりの分析コストが下がるため、より収益性が高くなります。まずは1〜2社で試していただき、効果を確認してから拡大するのがおすすめです。
Q. 改善の実装まで依頼できますか?
はい、可能です。提案した改善策の中から「自社で対応する施策」と「シンギに依頼する施策」を分けていただけます。例えば、コンテンツの修正は制作会社で、技術的なSEO改善はシンギで、という分担も可能です。
Q. 既存の保守契約に上乗せする形で導入できますか?
はい。既存の保守契約はそのままに、「改善提案オプション」として上乗せする形が最もスムーズです。クライアントにとっても「今の制作会社と一緒に改善も進められる」というのは安心感があります。
Q. フリーランスでも利用できますか?
はい、フリーランスのWebデザイナー・コーダーの方にもご利用いただけます。データ分析と改善提案ができることで、クライアントへの提供価値が上がり、単価アップや継続案件の獲得に繋がります。
「納品して終わり」から、パートナーへ
ホワイトラベル改善提案モデルを導入することで、Web制作会社は単なる制作会社から、クライアントのWebサイト成長をサポートする戦略パートナーへと進化できます。少しでもご興味をお持ちいただけましたら、まずはパートナーページをご覧ください。
具体的な導入方法や料金について詳しく知りたい方は、お気軽にご相談ください。30分のオンライン面談で、貴社に最適なプランをご提案します。
私たちシンギは、Web制作会社と共に、クライアントのビジネスを成功に導くためのサポートを全力で行います。