LPの制作ポイントと外注するメリット・デメリット

2024.11.25

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    webマーケティングの1つとして、よく話題にのぼる“LP(ランディングページ)”。何度も耳にしたことがあるので、なんとなく知っているつもりになっていたけれどホームページと何が違うの? なんていう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    今回は、そんなLPの基礎知識から作り方のポイントや外注するメリットやデメリットまで、ご紹介していきます。

    LPとは?

    LP(ランディングページ)とは「Landing Page」の略で、検索結果や広告からアクセスした訪問者が最初に閲覧するページのことです。HPに着地する(Land)イメージからLPと呼ばれるようになりました。ただし、これは広義でのLPであり、webマーケティングなど専門的にLPを語るときはもう少し狭い意味で使用されます。

    LPの特徴とHPとの違い

    LPとHPの大きな違いは、まず見た目です。一般的なHPに比べて、LPは縦長のレイアウトで商品をより魅力的に伝えるために、派手なデザインのものが多くなっています。 縦長のレイアウトになる理由のひとつが、営業トークをベースに作られているからです。

    営業マンのように商品の魅力を語り、ちょうどいいタイミングでクロージングトークをし、場合によってはさらに商品の魅力を伝え、クロージングの流れにもっていきます。他のページやサイトへのリンクがほとんどなく、1ページ完結でデザインへの制約がないため、自由なデザインにしやすいという点も、ダイナミックなデザインにできる理由です。

    HPより売れる?LPのメリットとは

    やはりコンバージョン率(ユーザーが購入や資料請求など希望のアクションをしてくれた割合)の高さです。LPは営業を目的とし、訪問者がアクションを起こしやすいようにつくられているため、コンバージョンに繋がりやすいのです。

    具体的には、他のページやサイトへのリンクがない、もしくは極めて少ないため、ページ移動による訪問者の離脱が少なくなります。また、訪問者が知りたい商品の情報をまるで営業トークのように理想の流れで伝えることができるため、情報が1ページに集結していてクロージングトークまで行うことができます。

    さらに、デザインに制限がなく、その商品だけに合わせたデザインのページ制作が行えるのも大きなメリットのひとつです。

    LPのデメリットとは?

    制作コストがかかる点が挙げられます。前述したとおり、デザインもページ内容も商品に合わせてオリジナルで制作する必要があるため、それだけ制作に手間や時間がかかります。また、画像を多用して魅力的なページをつくることができる一方、容量が大きくなり、ページの表示速度が遅くなることによってSEO的に不利になってしまうことがあります。

    LPの作り方

    LPは商品やキャンペーンに対して個別で制作するため、だからこそ制作前に目的を明確にしておく必要があります。以下にポイントをまとめました。

    制作する目的、ターゲットを明確にする

    どんなターゲットに、どんなアクションを起こしてもらいたいのか、始めにしっかり明確にしておきましょう。多くの場合、ターゲットはできるだけ細かくペルソナまで設定し、購入してもらいたいのか、資料請求、問い合わせをしてもらいたいのか、目的を設定します。

    目的とターゲットに合わせて訴求ポイントを考える

    目的とターゲットを軸に、どのように訴求していくか考えます。ここで大切なことはブレないことです。いざ訴求ポイントを考えていると、やっぱりもう少しこうしたいなど、欲が出てくることがあります。しかし、せっかく明確にした目的やターゲットがボヤけてしまうと訴求したいポイントもボヤけてしまい、目的達成に至らない原因になってしまうことがあります。

    もし目的やターゲットに疑問を感じることがあれば、そのまま進めるのではなく、最初に戻って再考するのもひとつの手です。

    訴求ポイントに合わせて、構成やコンテンツを考える

    ターゲットに、どうしたら商品に興味を持ってもらえるか、主体性を持ってもらえるのかをよく考えましょう。 LPは一般的に、まずターゲットが抱えているプロブレムを提示・共感し、次に解決策の提案や商品を使うことでどのように変わることができるかというベネフィットを伝え、最後にクロージングを行うという構成でつくられています。

    最初の掴みがとても重要なため、ついつい強めの表現にしがちですが、嫌悪感を与えないように気を付ける必要があります。営業マンの最初の声掛けが嫌な感じであれば、その人の話を聞く気にはなれないですよね。LPも同じことが言えるのです。ファーストビューで嫌悪感を抱かれてしまったら直帰されてしまいます。逆に、初見で魅力を感じたらどうでしょう。もっと相手のこと、商品のことを知りたくなることでしょう。

    ターゲットが好むデザインに仕上げる

    ペルソナの好みを調査して、ペルソナ好みのデザインをつくっていきます。自分向けではないと思われてしまうと直帰に繋がってしまうため、ペルソナがどのようなものを好むかをリサーチすることが重要です。

    また、LPは訪問者にアクションを起こしてもらうことが目的ですので、ついつい押したくなるようなボタンやアクションをうながす仕掛けを設置しましょう。

    自社でLPを作成する方法

    知識や技術があれば、もちろん自社で作成することも可能です。今では無料LP作成ツールなどもありますので、意外に簡単につくることができるかもしれません。ただし、LPはつくって終わりではありません!運用していくことが大切です。

    サイトを分析しマーケティングに活かしていくための人材も必要になります。また、社内で作成、運用しようとすると、どうしても客観的な視点が不足しがちです。自社が伝えたいことと、ターゲットが知りたいことに乖離が起こらないように気をつけましょう。

    LPを外注するメリット・デメリット

    自社で作成することも可能ですが、より効果的なLPを作成しようと思うなら、やはりプロに依頼する方がよいでしょう。どうしてもデザインや実装、さらに運用していこうとするとプロに軍配があがります。そもそも構成やコンテンツも、自社内の人間よりもターゲットに近い客観的な視点で判断することができるため、効果的なコンテンツを作成できる場合が多いでしょう。

    また、自社で作成しようとすると、常に制作に携わる人材の確保と、維持をしつつ最新情報をキャッチアップするためにアンテナを張っておく必要があるため、リソースや経費が必要になります。

    外注は高そうなイメージがあるかもしれませんが、これまでお話ししてきた内容を自社で賄おうと思うと、相当の費用がかかるかと思います。さらに、個人に依存して業務を行ってしまうことで、その担当者が退社してしまった際に業務が停止してしまう恐れも考慮する必要があります。

    そのため、外注でプロが運用し続けてくれる方がコストが抑えられる場合もあり、成果も含めたコストパフォーマンスも外注の方がよいと言えるでしょう。

    LPを外注するなら、こんなWeb制作会社がおすすめ!

    「やっぱり外注がよいかな」と思っても、web制作会社はたくさんあるため、どの会社に依頼すればよいのか悩みますよね。そんなときは、web運用や広告マーケティングも行っているweb制作会社を選ぶとよいでしょう。

    最初にお伝えしましたが、LPは営業マンの代わりになる広告です。一般的なHPのように必要な情報を並べるだけでなく、いかに商品を魅力的に見せられるか、ターゲットにアクションを起こさせることができるかが大切です。また、LPへの流入に広告を利用することも少なくありません。

    弊社「シンギ」では、LPの制作はもちろん、LPに誘導するための広告バナー制作やWeb広告の運用なども一手におまかせいただけます。

    まとめ

    LPは24時間稼働の敏腕営業マン!です。効果の高い売れるLPを制作して、効率的に営業できるようにしましょう。
    「シンギ」では、LPの制作・運用・データ分析はもちろんのこと、LPへの流入を促すための広告制作も行っています。定期的に新しくしないと効果が下がりがちなバナー広告について、定期制作プランもご用意しています。知識、経験豊富なプロ集団が、みなさまのお悩みを解決いたします。ぜひお気軽にご相談ください。