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自社のWeb運用を担っていますか?

マーケティングの基本
販売ファネル活用方法

自社のWeb運用を担っていますか?マーケティングの基本 販売ファネル活用方法

目次

  1. 1. Web運用担当で悩む人にお届けする内容はこちら
  2. 2. 時代の流れとマーケテンング
  3. 3. 販売ファネルとは
  4. 4. 落とし込むことで得られる関係と価値
  5. 5. 販売ファネル設計・構築
  6. 6. 販売ファネル設計チェックリスト(販売ファネルは誰でもできる)
  7. 7. 専門家・シンギと精度を上げるには
  8. 8. まとめ

この記事は弊社が無料配布しているホワイトペーパーのひとつ「自社のWeb運用を担っていますか? マーケティングの基本 販売ファネル活用方法」を元に作成した記事です。ぜひホワイトペーパーもご一緒に御覧ください。

自社のWeb運用担当になったものの、成果を上げるために「何から始めたらよいのかわからない」といった悩みを解決するために、マーケティング戦略を考える際に有効な「販売ファネル」について解説いたします。この記事で効果的なマーケティングの手法を学び、ビジネスの成果につなげましょう。

「webサイト担当になってしまった」「マーケティングって何から始めるべきか分からない」「販売ファネルという言葉を初めて聞いた」「今までと同じやり方でいいのか」など悩んでいませんか?

1. Web運用担当で悩む人にお届けする内容はこちら

販売ファネルの基本を理解しよう

まずは、販売ファネルの基本的な考え方を押さえておきましょう。顧客がどのようなプロセスを経て商品やサービスにたどり着くのかを理解することで、効果的なマーケティング戦略を立てることができます。

「今まで」と「これから」の広告戦略を考慮する

時代の流れに合わせて、広告戦略も変わっていく必要があります。過去の方法に固執せず、新しいアイデアを取り入れてみましょう。

販売ファネル設計のチェックリストを活用する

販売ファネル設計に必要なポイントをチェックリスト化し、効果的なバナー広告作成に役立てましょう。

UGC(User Generated Content)を活用した戦略を考える

一般ユーザーが作成したコンテンツであるUGCをうまく活用することで、広告の信頼性や効果が高まります。UGCを取り入れた広告戦略を検討してみましょう。

2. 時代の流れとマーケテンング

インターネットやSNSの普及により、消費者の購買プロセスが大きく変化しました。これに伴い、企業は単に商品を売るだけでなく、ユーザーが他人にも広めたいと思えるような体験を提供することが求められるようになりました。そのため、ファンを増やすことや一般ユーザーが作成したコンテンツUGC(User Generated Content)の重要性が高まっています。

今後のマーケティングは、一度売れれば良いという考え方ではなく、長期的な関係を築くことが重要となります。ユーザーの購買プロセスは複雑化し、場当たり的な対応では混乱やムダが生じる可能性が高まります。企業にとって理想的なのは、見込み顧客の多くが利用する販売チャネルをすべてカバーすることですが、それは容易ではありません。

そこで、成果を上げるためには、自社に適した販売戦略を策定し、状況分析や顧客分析に基づいた一貫性のある戦略が必要です。そこで、販売戦略を考える方法としておすすめなのが「販売ファネル」の活用です。

後ほど詳しく解説しますが、販売ファネルとは、見込み顧客が最終的に商品やサービスを購入するまでのプロセスを視覚化したものです。これにより、どの段階で顧客を獲得・喪失しているかを把握し、効果的なマーケティング戦略を立てることができます。

さらに、UGCを活用することで、広告の信頼性や効果が高まります。ユーザーが自分の体験を共有することで、他のユーザーにもその魅力が伝わり、より多くのファンを獲得することが可能になるためです。

時代の流れに対応したマーケティング戦略を立てることで、企業は競争力を維持・向上させ、持続的な成長を達成することができます。販売ファネルを活用し、UGCを取り入れた戦略を検討してみましょう。

UGC戦略の流れ

3. 販売ファネルとは

販売ファネルとは、多数の見込み顧客が商品・サービスを「認知」してから「購入」するまでの段階を図式化したものです。ファネルは漏斗のことを指し、これを元にマーケティング戦略を考案していきます。

販売ファネルには3種類あります。

パーチェスファネル(Purchase Funnel)

パーチェスファネルは、消費者の購買行動の流れを図式化したもので、購買に至るまでの心理プロセスの変化を示したAIDMAモデルを発展させて生まれた考え方です。AIDMAとは、Attention(注意)、Interest(興味)、Desire(欲求)、Memory(記憶)、Action(行動)の頭文字を取ったものです。パーチェスファネルでは、消費者が商品やサービスに気づき、興味や欲求を持ち、購入に至るまでのプロセスを表現します。

インフルエンスファネル(Influence Funnel)

インフルエンスファネルは、消費者が購入した後の行動を図式化したものです。顧客が商品やサービスに満足し、リピート購入や口コミを通じて他の人に紹介することで、企業の評判やブランド力が向上します。

ダブルファネル

ダブルファネルは、パーチェスファネルとインフルエンスファネルを組み合わせたものです。この考え方の元になっているのは、見込み客や顧客などの消費者がコミュニケーションの主体となっているという点です。ダブルファネルでは、消費者が購入した後の行動も考慮し、顧客がリピート購入や口コミで、他の人に商品やサービスを紹介するプロセスを捉えます。

このように販売ファネルは、マーケティング戦略を立てる上で非常に有用なツールです。それぞれのファネルを理解し、適切に活用することで、効果的なマーケティング戦略を策定し、顧客獲得やリピート購入の促進を促すことができます。

販売ファネルを活用すると、企業は次のようなメリットが得られます。

「パーチェスファネル」「インフルエンサファネル」「ダブルファネル」

4. 落とし込むことで得られる関係と価値

顧客獲得につなげるためには、販売ファネルに顧客を落とし込み、顧客の購買過程を理解することが重要です。ファネルによって購買までの流れが可視化されることで、課題を特定し改善策を講じることが可能になります。

しかし、現代の消費者行動はSNSや口コミによって複雑化しており、単純な販売ファネルだけでは購入の障壁を特定しにくくなっています。

そこで重要になるのが、顧客のニーズを把握し、顧客満足度を向上させ、個々の顧客と良好な関係性を築くことです。これによって、ファン化が促進され、消費者との長期的な関係が築かれます。

商品の購入後も、顧客と企業の関係は続いていくため、購入体験そのものだけでなく購入後に顧客をどれだけ継続的に満足させられるかが、マーケティング活動において重要になります。だからこそ、今後のマーケティング手法には、多様化が求められるでしょう。

5. 販売ファネル設計・構築

販売ファネルの設計・構築において、顧客とのコミュニケーションを取るタッチポイントを意識した全体設計が重要です。タッチポイントは、企業と顧客が関わる接点であり、顧客が自社に関する情報に触れる機会を指します。

そこで、まずは集客から始めます。ウェブ広告(リスティング、SNSなど)、自然検索、LIVE配信などの手法を用いて、ウェブサイト、ランディングページ、ステップメール、メールマガジン、LINE公式アカウントなどで顧客とコミュニケーションを図ります。

次に、前教育としてファン化を促進します。無料体験モニターや特典提供など、顧客に価値を提供してファンになってもらう工夫が必要です。

販売に至るまでのプロセスでは、オンライン(ウェブサイト)申込みや来店など、顧客が購入しやすい環境を整えます。また、LTV(Life Time Value:ライフタイムバリュー、顧客生涯価値)を意識したマーケティング指標を用いて、顧客がサービスを利用している期間内に、どれだけの利益をもたらしてくれるかを評価します。

そして後教育では、オンラインサロン、コミュニティ、メールマガジン、LINE公式アカウントなどを活用し、顧客との関係を継続的に深めます。これにより、定期購入やリピート購入が促進され、LTVが向上します。

効果的な販売ファネル設計・構築を行うことで、顧客獲得や顧客満足度の向上、リピート購入の促進など、企業のマーケティング活動における成果が期待できます。

販売ファネル設計・構築ステップの流れ

UGCとは

UGC(User Generated Contents)とは、一般ユーザーによって制作・生成されたコンテンツの総称です。

SNSに投稿された写真や動画、ブログ、動画投稿サイトなどの各種ソーシャルメディアに書き込まれたり、投稿されたコンテンツや、それらに対する感想、ECサイトのレビューなど、「生活者のリアルな声」を意味します。普段、買い物をする際に参考にされている方も多いのではないでしょうか。

UGCが重要視される理由「コミュニティを構築」「新しいつながり」「ファン化」

6. 販売ファネル設計チェックリスト(販売ファネルは誰でもできる)

誰でも必要事項をチェックしてすすめれば販売ファネルを攻略することができます。
以下の表を使って、自社で行なっていることをチェックしてみましょう。

「集客」「前教育」「ファン化」「販売」「後教育」「LTV」

7. 専門家・シンギと精度を上げるには

顧客の価値観の多様化に対応し、効果的なマーケティング戦略を練るためには、専門家の力を借りることを検討してみるとよいでしょう。

近年、顧客の価値観は多様化しており、従来のマーケティング方法だけでは対応しきれない状況が増えてきています。インターネットの普及により、様々な販売経路が発展し、顧客のニーズに応えるために細分化されたファネルが重要となっています。

専門家の知見を活用し、確度の高い販売ファネルを設計することで、企業は自社のサービスや商品をより多くの人に届けることが可能になります。

プロに運用を任せることで、業務の効率化が図れる

Webの活用には、自社サービスや商品に合った地道な運用が重要ですが、人手が足りず運用が円滑に進まない場合や、社内での人件費がかさんでしまうことがあります。そんな時は、プロに相談し、運用を任せることで、業務の効率化が図れるでしょう。

シンギ株式会社では、自社商品・サービスの分析や最適な広告プランの提案、運用など、Webを利用した売上向上をサポートいたします。

また、デザインコーディングや日々の更新業務、社内業務の相談にも対応しており、あらゆるニーズにお応えいたします。

信頼できるパートナーとして、多くの企業から支持されているシンギ株式会社

シンギ株式会社は、多くの企業からWebのパートナーとして信頼を受けており、クライアントのサービスや商品をしっかり理解した上で、ご予算にあったプランを提案します。制作実績については、同社のWebサイトで確認することができます。

「細分化された販売ファネルを用意」「販売ファネルの設計構築」「効果検証が継続できる業務フロー」

8. まとめ

顧客の価値観の多様化や販売経路の変化に対応するためには、効果的なマーケティング戦略を練ることが重要です。経験と実績が豊富なシンギ株式会社を活用し、確度の高い販売ファネルの設計や運用を行うことで、自社のサービスや商品をより多くの人に届けることが可能になります。

プロに運用を任せることで業務の効率化が図れ、人手不足や人件費の問題にも対処できます。シンギ株式会社は、自社サービスや商品の分析から運用まで幅広くサポートいたします。ぜひ御相談ください。

この記事は弊社が無料配布しているホワイトペーパーのひとつ、「自社のWeb運用を担っていますか?マーケティングの基本 販売ファネル活用方法」を元に作成した記事です。ぜひホワイトペーパーもご一緒に御覧ください。

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