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商工会議所とは?
フリーランスが人脈を広げる場をご紹介

目次

  • 1. そもそもフリーランスに人脈が必要?
  • 2. 人脈を広げるなら商工会議所がおすすめ
  • 3. フリーランスは人脈作りが重要
  • 4. 人脈作りを上手くする4つの習慣とは?
  • 5. フリーランス大歓迎のビジネス交流会を紹介
  • 6. Webを仕事にする人をツナグdigtag(ディグタグ)とは?
  • 7. まとめ

フリーランスは、在宅で勤務することが多いため、「人脈が作りづらい」「どこで人脈を広げたらいいの?」「人脈を広げていろいろな仕事がしたい」と悩んでいる人が多いのではないでしょうか?

そこで今回は、フリーランスでも人脈を広げることができる場所や人脈作りの方法について紹介いたします。

1.そもそもフリーランスに人脈が必要?

結論からいうと、フリーランスに人脈は必要です。ネット上で営業をして、誰とも会わずに在宅で仕事ができればいいという考えの人もいるかもしれませんが、それでは仕事の幅も広がらず、能力を向上させていくことは難しいかもしれません。また、フリーランスの仲間がいることで、同じ悩みを気軽に相談することができ、視野も広がるため、仕事に対するモチベーションもアップする可能性も。

そこで早速、フリーランスの人脈作りとしておすすめの場所を紹介していきます。

2.人脈を広げるなら商工会議所がおすすめ

人脈を広げたいと思う人におすすめなのが、商工会議所です。全国に現在(2022年4月時点)51ヶ所あり、47都道府県にあります。とはいえ、実際にどのようなことを行っている場所なのかわからないという人が多いと思うので、詳しく紹介していきます。

・商工会議所と商工会の違い

「商工会議所」とは、地域の総合経済団体です。中小企業の活性化と地域経済の活性化を目的に作られた組織のことを指します。主に経営相談や支援を行い、個人事業主として活動している方や中小企業をフォローしている団体です。一方で「商工会」は、「商工会議所」より規模が小さく、町村部に建てられた公的団体のことを指します。

・商工会議所に入る3つのメリット

では、なぜ商工会議所が人脈作りに適しているのかについて解説します。
商工会議所に入る主なメリットは、主に以下の3つです。ひとつずつ詳しく解説します。

  1. 人脈をつくることができる

  2. 異業種の人とも交流できる

  3. 自分が行っている事業をPRしてくれる

・人脈をつくることができる

商工会議所では、定期的にビジネス交流会が開催されています。少し行ってみるだけでも、今までにない人脈をつくることができるかもしれません。「SNSでも良いのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、直接会って話すことで、相手との空気感や温度感を直に感じることができ、より親密な信頼関係を築きやすくなるといえるでしょう。また、コミュニケーション能力が上がることも期待できます。もちろん、オンラインでの交流会もあるので、オフラインに抵抗がある方は、オンラインから始めてみるのもよいかもしれません。

・異業種の人と交流できる

東京商工会議所では、異業種交流会などのイベントを開催しています。情報交換やビジネス拡大の場として、利用してみるのはどうでしょう。自分が関わったことのない業界の人と関わることで、さまざまな刺激を受けると共に、相手もあなたのような人材を探している可能性も。さらに、人脈が広がることで、インターネットから得られる偏った情報ではなく、いろいろな考えに触れることができるメリットもあります。

また、「この人と一緒に仕事をしたい」と思える人との出会いや、「一緒にお仕事をしませんか?」といったお誘いの言葉をかけられる可能性もあるため、一度参加を検討してみても損はありません。

・自分がしている事業をPRしてくれる

個人で発信しているSNSだけでは「お仕事の依頼がなかなか来ない」「やりたいと思っている仕事ができない」といった壁にあたることがあります。商工会議所は、あなたが取り組んでいる事業をWebやチラシ、メールマガジンなどを利用してPRを行ってくれます。それをきっかけに、仕事の依頼が来ることがあるかもしれません。有料と無料のものがありますが、収益をあげるために活用してみるのも面白そうです。

3.フリーランスは人脈作りが重要

人脈を作ることで得られる利点について、3つ紹介していきます。

  1. 新しい仕事をすることができる

  2. 営業の時間を割くことができる

  3. 困ったときにサポートしてもらえる

・新しい仕事をすることができる

異なるスキルを身に付けたいけれど、「忙しい」「きっかけがない」からといって、何もしないのは時間がもったいないものです。人脈を広げれば、ビジネスチャンスに出会う確率が上がります。

例えば、Webライターとして活動している方が、農業を運営している方と出会ったことをきっかけに、農業の面白さを伝えるブログの執筆を頼まれることがあるかもしれません。そこから農業の知識を得ることになり、農業に詳しくなることで、食にまつわる記事の執筆ができるようになったり、農家としても活動ができるようになったりと、新しく生まれる仕事ができる可能性が広がっていきます。

・営業の時間を割くことができる

フリーランスとして活動をしていると、どうしても営業に時間を割かなければなりません。
営業をしている時間に利益が発生することはないため、営業をしなくても、人脈で仕事を依頼されるようになれば、営業していた時間を制作時間にあてることができるため、必然的に収益が上がります。

筆者の知り合いは、12年間フリーランスとして働くなかで、新規開拓営業はメールや電話など、すべての営業を含めて合計6件しか行ったことがなく、ほとんどの仕事は仕事相手から紹介してもらっていたそうです。そのため、営業の時間がほぼなく、効率よく仕事をやり続けることができたうえに、12年間仕事が一度も途切れたことがなかったとのこと。人脈をつくるためには、誠実に仕事を行うことで、次の仕事に繋がっていくということも、忘れないでいたいものです。

・困ったときにサポートしてくれる

お仕事でもプライベートでも、相談したいことやトラブルが起きたときに、人脈が多いと助けられることがあります。人脈がないと、サポートしてほしくても一人で解決しなければならないため、しんどい思いをすることも。サポートしあえる人脈を作っておいて損はないといえるでしょう。

4.人脈作りを上手くする4つの習慣とは?

人脈作りの場がわかったものの、「自分から話しかけるのは無理…」「人見知りだから厳しい」と思っていては、前に進めません。まずは思いきって自分から動くことが大切です。

そこで次は、人脈作りが上手くいく方法について解説します。

  1. 礼儀正しくする

  2. 見返りを求めない

  3. 好奇心を持つ

  4. 知識を増やす

・礼儀正しくする

初対面の人と話しをするときは、礼儀正しく接するようにしましょう。まずは、積極的に自分から挨拶をすることをおすすめします。相手から話しかけられるのを待つのではなく、自分から話すきっかけを作りましょう。また、なにかあったときに「ありがとうございます」「申し訳ありません」と、素直に言葉を伝えることができると、相手はあなたに良い印象を抱くことでしょう。

・見返りを求めない

「相手に◯◯をしたから、お返しをもらえるはず」といった考え方は、なくしましょう。
せっかく作った人脈なのに、見返りを求めるという行為で信頼を失うのは、相手にとっても自分にとっても残念なことです。相手から何かをもらい続けようとする態度よりも、相手が何を求めているかを感じ取れるようになることで、仕事も自然とうまくいくことでしょう。

・相手に好奇心を持つ

相手に好奇心を持つことができると、さまざまな質問が生まれます。自分に興味を持たれたことで、気分を害する人はほとんどいないため、自分から「なぜその業界に入られたのですか?」「趣味はなんですか?」といった質問を投げかけてみましょう。人は基本的に、自分の話をすることが好きなため、質問をした際は聞き役に徹し、質問をされたタイミングで答えるようにすると良いでしょう。

・知識を増やす

異業種交流会に参加するときは、業界別に自分が話せる簡単なネタを持っていると話を広げやすくなるでしょう。いろいろな業界の書籍に目を通したり、YouTubeを見たりするだけでも知識を得ることができるので、隙間時間にチェックしてみるといいですね。

5.フリーランス大歓迎!のビジネス交流会を開催

シンギでは、ビジネスを目的として誰かと繋がりたい人に場所を提供する「ビジネス交流会」を行っています。弊社社長もフリーランスから会社を興したことから、「フリーランスを応援したい」という気持ちからスタートしました。今年の2月にも開催し、フリーランス同士の交流が行われ、楽しく盛り上がりました。

参加者対象者は、弊社のサービス「digtag」の登録者(会員)となっており、出会った人たちが、新たなビジネスを生み出し、成功に向かって動き出すことを目的としています。あなたが住んでいる地域でも開催されているかもしれませんので、ぜひ調べてみてください。

6.Webを仕事にする人をツナグdigtag(ディグタグ)とは?

digtagとは、Webを仕事にする人(制作者と制作者を探している人)をツナグことを目的とした「クリエイターデータベース」のこと。クリエイターなら、誰でも登録することができるポートフォリオサイトがあり、自分の基本情報を登録して、公開/非公開を選択することができます。一方で、制作会社側はこのクリエイターデータベースをもとに、本当に欲しいリアルなクリエイター情報を得ることができるため、よりマッチ度が高い人材にアプローチすることができるシステムとなっています。

シンギでは、このdigtag登録者を対象としたビジネス交流会を8月に開催予定です。詳細は決まり次第、このサイトのブログでお知らせいたします。

7. まとめ

今回は、弊社の手前味噌な話が多くなりましたが、人脈を作る大切さや商工会議所を上手く活用する方法について紹介しました。かくいう筆者も、人脈作りやコミュニケーションを取ることが苦手ですが、お仕事において、人脈作りはとても大切だと実感しております。

自分自身のスキルを磨くべく、まずはビジネス交流会に参加して、新たな扉を開けてみませんか。今回の記事を読んでくださった方が、人脈を広げることで、良いお仕事ができることを願っております。


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